なりひらばし電器商店(2) の商品レビュー
大きなストーリーの流れはなく、基本的にいい人ばかりなので「土星マンション」より落ち着いて読める。というより、土星がこの人にしては「えぐい」作風だったということなのか。 ちょっぴりノスタルジアっぽい面があるのだが、話としてもう少し拡がると面白いかなぁ。
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自分がやってきたこと、やりたいことを認められたときの喜びが光る2巻。 わかってもらえる喜び。たとえ、その一言がなくても平然と生きていけるかもしれないが、その一言でどれだけ救われる人がいるか。鞄職人、パン屋、サラリーマン、切り子職人、大学生の女の子、それぞれが自分たちの普通を...
自分がやってきたこと、やりたいことを認められたときの喜びが光る2巻。 わかってもらえる喜び。たとえ、その一言がなくても平然と生きていけるかもしれないが、その一言でどれだけ救われる人がいるか。鞄職人、パン屋、サラリーマン、切り子職人、大学生の女の子、それぞれが自分たちの普通を過ごしている。そんな日常を親しい人、知らない人に認められる喜びが今回描かれていました。自分のパーソナルな部分を褒められるとなんだかムズムズしちゃいますが、嬉しいもんです。特に波・駒の会話は相手をまるごと認めるという器の大きい話のようでいて、その些細な認め合いが友達なんだろうなと思いました。認めてもらうことが目的になったらダメだと思いますが、やはり認められることはそれなりに嬉しいことですよねぇ。 良いところを理解してもらうにはその人の現実な情報がないとムリです。そんな良いところを伝えるために初音たちが創りだしたフリーペーパーはあります。初音が言った温度を伝えるという言葉はこのマンガのテーマもしくは岩岡先生のポリシーも入っていそうで良かったです。商店街に住まう人々の温度を伝え、みんなが色んなことの良い部分を知ってもらえたらとてもハッピーでしょうね。相変わらず岩岡先生のマンガはココロがホッコリできて嬉しいな。
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