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風に立つライオン の商品レビュー

4.4

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

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2014/08/27

航一郎さんからいろいろ教えてもらえる。 「ガンバレー」は自分に言う言葉。 「心に国境がない」素敵な心。 2014/8

Posted byブクログ

2014/05/03

1987年に発表された名曲の小説化。海外に住んでるとこの原曲はいつ聞いてもグッと来ます。モチーフは共通ですが、曲と小説はあくまで別物。小説化を熱望した大沢たかおの主演で映画化が決まってます。日本とケニアで世代を越えて繋がるバトンというテーマもわかりやすいです。ちと長いですが、お薦...

1987年に発表された名曲の小説化。海外に住んでるとこの原曲はいつ聞いてもグッと来ます。モチーフは共通ですが、曲と小説はあくまで別物。小説化を熱望した大沢たかおの主演で映画化が決まってます。日本とケニアで世代を越えて繋がるバトンというテーマもわかりやすいです。ちと長いですが、お薦め。期待通り泣けます。

Posted byブクログ

2014/05/01

風に立つライオン 歌の歌詞以上に深みを持つ話に仕上がっている。 「風に立つライオン」の「風」とは何か、「ライオン」とは何かに気付いた時、その偉大さに圧倒される。 アフリカでの医療や東日本大震災に限った話では決して無い。 昨今、死語になりかけている感もあるが、自分なりに現すとす...

風に立つライオン 歌の歌詞以上に深みを持つ話に仕上がっている。 「風に立つライオン」の「風」とは何か、「ライオン」とは何かに気付いた時、その偉大さに圧倒される。 アフリカでの医療や東日本大震災に限った話では決して無い。 昨今、死語になりかけている感もあるが、自分なりに現すとすれば「志」。

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2014/04/14

1987年、熱い志と明るいエネルギーを持つ日本人医師・航一郎は、恋人を長崎に残し、ケニアの病院に向かった。劣悪な環境で奮闘する航一郎の前に、激しい銃創を負った少年兵・ンドゥングが現れる。心を開かないンドゥングだったが、航一郎の熱さ優しさエネルギーを受け、少しずつ変わっていく。 ...

1987年、熱い志と明るいエネルギーを持つ日本人医師・航一郎は、恋人を長崎に残し、ケニアの病院に向かった。劣悪な環境で奮闘する航一郎の前に、激しい銃創を負った少年兵・ンドゥングが現れる。心を開かないンドゥングだったが、航一郎の熱さ優しさエネルギーを受け、少しずつ変わっていく。 航一郎がいい!前向きにンドゥングへ10人助けろと説く。ンドゥングは「ケニア生まれの日本人」だと言うところとか自分のミドルネームにコイチロって使ったり、愛情が深い。

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2014/03/30

面白い、いやとてもいいお話でした。 世界には戦争で傷ついてる人がいて、日本でも震災以降傷つき続けている人がいる。知ってはいても、知っているだけでした。 今読み終わったばかりで、感動と良い意味でのショックでうまく言えませんが、もっと一生懸命生きなきゃ。と思いました。

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2014/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さだまさしさんの本というだけで手に取った一冊の本、久々に心にジンジンと熱い感動を頂きました。 アフリカでの僻地医療、巡回医療に青春を懸けられた青年医師、そう実在される柴田紘一郎医師の物語。 恋人との別れと内戦で傷ついたンドゥングを手当保護がきっかけで医師となり東日本大震災で活躍されるという心のバトンに涙させられた。 「ガンバレ」は人に言う言葉でなく「自分を叱咤するときの言葉なのだ」との航一郎の言葉がずっと残ってるし泣く泣く恋人との別れで「お願いだから、しあわせになってください」の一行の手紙がさださんの同タイトルの音楽聞いて思いが伝わり涙誘われた。 流れるようなさださんの綺麗な文体が心地よくさらりと読了。 また素敵な一冊に巡り会え感謝でした。

Posted byブクログ

2014/03/18

初めてさだまさしの小説を読んだ。シンガーソングライターのさだまさしだが、小説も多く書いており、それが映像化されているものが多い。いったいどのような文章を書くのか興味があった。 「風に立つライオン」というさだの歌が根底にあり、それにふくらみを持たせた小説といえよう。またこの小説はア...

初めてさだまさしの小説を読んだ。シンガーソングライターのさだまさしだが、小説も多く書いており、それが映像化されているものが多い。いったいどのような文章を書くのか興味があった。 「風に立つライオン」というさだの歌が根底にあり、それにふくらみを持たせた小説といえよう。またこの小説はアフリカの医療をメインに東日本大震災にも及ぶ壮大なテーマで展開していく。主な登場人物は実際に存在する方をモデルにしているという。震災に関する部分もさだ自身が復興ボランティアに深く関わり合ってきているので描けたものだろう。逆境、辺境の中にあっても心優しき人々、まっすぐな人々が多くいるということを痛感する。 さだ本人が自身を「吟遊詩人」というだけあって、ストーリーもハードな内容ではあるが、ロマンティックに流れていく。 「風に立つライオン」という歌はかなり前からあり、有名な曲だというが、私はこの小説で知った。本を読み終わった後、その曲を聴くと胸熱くなり、思わず涙が出てしまった。

Posted byブクログ

2014/01/13

さだまさしの曲の中で最も好きな曲の一つである「風に立つライオン」の小説版。買ってから時間が経つが、いつもの読書時間である電車の中で泣いてしまうのが怖くて本日まで読むことができなかった。 読み始めると一気に読み切って、予想通り泣いてしまった。

Posted byブクログ

2014/01/08

三五〇ページ、普段こんなボリュームの本は読まないので時間がかかった。しかも小説。 さだまさしさんの歌にもある「風に立つライオン」を小説にしたもの。 登場人物が魅力的なひとばかりで、何度もほっこりさせられた。 航一郎と木場くん。まっすぐ誠実に生きているひとたちがまた、まわりのひとた...

三五〇ページ、普段こんなボリュームの本は読まないので時間がかかった。しかも小説。 さだまさしさんの歌にもある「風に立つライオン」を小説にしたもの。 登場人物が魅力的なひとばかりで、何度もほっこりさせられた。 航一郎と木場くん。まっすぐ誠実に生きているひとたちがまた、まわりのひとたちに影響を与えて、やさしさが未来に続いていっているようなそんな本でした。

Posted byブクログ

2014/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同タイトルの歌が元々あると知りYouTubeで聴きながら読んだ。医師の航一郎にも福島の被災地で天才的なリーダーぶりを見せた木場にも実際のモデルがいること。そしてどちらもさださんがとても懇意にしている方だということ。ホントに彼の人脈の広さに恐れ入る。航一郎の最期の場面があっけなく感じたけど読了してみればそれでいいのかとも思う。「ゼロじゃないならさ、オッケーって言おうよ」なかなか言えない、医師なら尚更では?ンドゥングからあつおへバトンタッチされた思いもきっと次へと繋がるという希望を見せたラストはお見事!

Posted byブクログ