家電探偵は静かに嗤う。(4) の商品レビュー

岩澤紫麗(著者)

2023/02/28

主人公の決め台詞「家電は嘘をつきません」を発するために、トリックに家電を使った(印象的なのは、第１話の加湿器の蒸気とプロジェクターの光によって生まれたブロッケン現象。)ミステリーを作り上げていた。中でもテレビを売り付けられようとする人への主人公の台詞「僕はなんでもついているのがいい商品だとは思いませんね。ユーザーによって変わってきますが使わない機能が山盛りの商品よりすべての機能を使いきれる商品の方がユーザーも家電も幸せです」、"携帯のカメラは人の目に見えないリモコンの赤外線を映し出すことができる"が生活で使えそうだった。