冴えない彼女の育てかた(4) の商品レビュー
美智留という従姉妹の登場で幼馴染としての立場が危うくなる英梨々。そしてそれをこれでもかというように弄る詩羽先輩 笑 いつも言い争ってる二人なのに、倫也へのチクチク攻撃では息がピッタリ過ぎる 笑 ライブ当日まで、演奏曲がアニソン・ゲーソンだということをよく美智留に隠せてたな。美...
美智留という従姉妹の登場で幼馴染としての立場が危うくなる英梨々。そしてそれをこれでもかというように弄る詩羽先輩 笑 いつも言い争ってる二人なのに、倫也へのチクチク攻撃では息がピッタリ過ぎる 笑 ライブ当日まで、演奏曲がアニソン・ゲーソンだということをよく美智留に隠せてたな。美智留が曲について調べてたらアウトだったのでは。 美智留の協力を得るためにも、バンドメンバーが皆オタクだったのが救いだったと思う。
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美智留登場回.今回はかなりアニメの脚本との違いを意識して読み進められた. 特に描き方が違ってるなと感じたのは美智留が指摘していた「歪んだサークルの形」の解消部分. 原作では描かれていなかった徹夜明けの恵と倫也の会話「本気でゲーム作ろうと思ってるんだよ,私」や「他のみんなが仕方なく...
美智留登場回.今回はかなりアニメの脚本との違いを意識して読み進められた. 特に描き方が違ってるなと感じたのは美智留が指摘していた「歪んだサークルの形」の解消部分. 原作では描かれていなかった徹夜明けの恵と倫也の会話「本気でゲーム作ろうと思ってるんだよ,私」や「他のみんなが仕方なくやってるなんて思えないんだけど」などの言葉は,倫也の不安を拭う良い演出・展開だと思えた. 一方で原作の方が解像度高く描いていると感じたのは,倫也と美智留がお互いがお互いのことを必要としていて,お互いの「こちら側」に引き刷り込もうとしつつも拒否し合っているその構図そのものである. どちらが折れるかの対立構造が成り立ち,先述の歪みの指摘ゆえ美智留の方に分があるような状況がうまく描かれていた.そこからの大逆転はご都合主義とも捉えられかねない(アニメでは自虐的に持ち上げていた)展開だったがまとめ方としては強い違和感を残すものではなく比較的自然に受け入れられる綺麗なものだったと感じた. アニメとはまた違う巻末のオチも必見.
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前巻の後輩キャラに加えて、いとこキャラも追加。だんだんと人間関係が阿鼻叫喚図になってきた気がする。一方、主人公の当初の目的は徐々に進んで来ており、なるほどこれは良く出来た構成になっているな、と感心しきり。余りメインストーリーは進んでないのに、登場人物がひとり増えることで、読んでい...
前巻の後輩キャラに加えて、いとこキャラも追加。だんだんと人間関係が阿鼻叫喚図になってきた気がする。一方、主人公の当初の目的は徐々に進んで来ており、なるほどこれは良く出来た構成になっているな、と感心しきり。余りメインストーリーは進んでないのに、登場人物がひとり増えることで、読んでいて満足感が漂うのは複雑な人間関係をきちんとかき分けている作者の筆力のなせる技かと感心しきり。これで、また主人公の目的について一歩前進。続きも楽しみです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
評価:☆4.5 ここに、非オタクのバンド少女と俺の''戦い''が幕を開ける!! ヒロイン育成コメディ、第4弾。 当然といえば当然の問題、BGMをどうするんだという壁にぶつかった倫也達。 そこに転がり込んでくる家出中の従姉妹・美智留、何の偶然か彼女は現在バンドをやっていて、彼女の奏でるギターの旋律に心を奪われてしまい――。 パチモン幼なじみと言われて落ち込んでる英梨々が完全にはがないの夜空ww ごめんなさいね児ポ禁くんってもはや原型留めてないw 幼なじみ理論のブーメランも笑ったwwまさか伏線だったとはw そしてどうやって非オタクの美智留をこっちの世界に引き込むのかと思ったらこういうオチね(笑) 流石に気づくだろ普通と思うのは自分がオタクだからなんだろうかw この巻屈指の名セリフ。 「見栄、張るよ……女の子なら、さ」 倫也は早くこの笑顔の裏を汲み取ってあげてくれー! とジーンときてたのも束の間。 BGM担当の加入も決まり、サークル『blessing software』が完成した瞬間にもスマホ弄ってる加藤に大爆笑www「ん~?なに?」じゃねーよww あれは意図的に興味ないフリしてるのかな?ホント読めないなぁこのキャラ。本気なんだか本気じゃないんだかw 『柏木エリと霞詩子の無駄遣い』というフレーズが不穏な感じだけど、倫也はどう戦っていくのか。 そして加藤はメインヒロインになれるのか? まだまだ目は離せないw
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『WHITE ALBUM2』のシナリオライター、丸戸さんということで読んでいるシリーズ。遂に今巻は音楽担当。脳内でガルデモが流れっぱなしでしたし、スレイヤーズとかネタで笑うし。最高!
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今度は音楽担当の新キャラが登場し、ハーレム状態が加速した。 ヒロインがみんな魅力的に描かれているのはすごいと思う。 特に普段目立たない加藤がさりげなく主人公をサポートしているところがとてもいい。さすがメインヒロインである。 ほかの二人の焼きもちもかわいい。 作中でも描かれている...
今度は音楽担当の新キャラが登場し、ハーレム状態が加速した。 ヒロインがみんな魅力的に描かれているのはすごいと思う。 特に普段目立たない加藤がさりげなく主人公をサポートしているところがとてもいい。さすがメインヒロインである。 ほかの二人の焼きもちもかわいい。 作中でも描かれているが、ゲームを作り終わるところが一つの区切りになってしまう。今からその時どうなるのかが気になって仕方がない。
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丸戸氏は文量を増やせば増やしたなりにキャラクターに肉付けできるライターだなあという感触が私の中にあって、本シリーズも4巻を迎えて加藤含む各ヒロインたちに深みが増してきたように思う。 私的には打たれ弱いえりりと薄く嫉妬する加藤の魅力が抜けた感がある。 それとは別に、物語を進めるに...
丸戸氏は文量を増やせば増やしたなりにキャラクターに肉付けできるライターだなあという感触が私の中にあって、本シリーズも4巻を迎えて加藤含む各ヒロインたちに深みが増してきたように思う。 私的には打たれ弱いえりりと薄く嫉妬する加藤の魅力が抜けた感がある。 それとは別に、物語を進めるにあたって毎回新キャラクターを登場させるというのはあまり好きな手法ではないのだが、どうもここまでは既定路線だったようにも思える。 ただ作中でサークル存続の危機であるかのようにうたわれた事柄が私にはそのように思えなくて、また非オタvsオタクの構図もフタを開ければ成立しておらず、デキレース感が強いというか全体として説得力に欠ける印象を受けた話だった。 どこからどう見てもハーレム主人公の安芸倫也が自覚があるのか無いのか、イマイチはっきりしないところも気にかかるがこれは次巻以降に期待か。
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今回は無防備系幼なじみ登場。しかも同居イベントと来たもんだ。いよいよもって倫也は爆発して再生してもう一度爆発せざるを得ないな。まぁ青春真っ盛りなお年頃としてはよく耐えたという面もありますが(笑)何気に今回の陰のMVPは加藤さんだと思った。片や放心状態、片やダークさ満開のヒロインさ...
今回は無防備系幼なじみ登場。しかも同居イベントと来たもんだ。いよいよもって倫也は爆発して再生してもう一度爆発せざるを得ないな。まぁ青春真っ盛りなお年頃としてはよく耐えたという面もありますが(笑)何気に今回の陰のMVPは加藤さんだと思った。片や放心状態、片やダークさ満開のヒロインさんたちよりよっぽどメインっぽい活躍してたんじゃなかろうか。まぁそこまで目立ったものでもないかもしれないけど。いい意味でも悪い意味でもフラットな視線だからなのかな。名前で呼び合えるようになった英梨々との絡みも面白くなりそうです。
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第4巻、真・幼馴染登場にて英梨々風前の灯。 散々屋台骨が軋んでいる「bressing software」だがやっとこさ音楽担当とスクリプト担当の確保に動く。そんな中、安芸家に転がり込んできた従姉妹・美智留の音楽にまたも安芸君が惚れこみ、ただでさえ構造欠陥サークルなところに台風を呼...
第4巻、真・幼馴染登場にて英梨々風前の灯。 散々屋台骨が軋んでいる「bressing software」だがやっとこさ音楽担当とスクリプト担当の確保に動く。そんな中、安芸家に転がり込んできた従姉妹・美智留の音楽にまたも安芸君が惚れこみ、ただでさえ構造欠陥サークルなところに台風を呼び込むという話。 アンチオタとのやりとりは個人的な実生活上のトラウマがあるため身につまされた。加藤さんが毎巻いい働きをしてすごく安心感のあるポジションになりつつある。男が進退窮まったとき、ちょっとだけ助けてくれる女の子には弱い。サークルも不安定に安定し、メンバーの関係性もこなれてきた。続巻即ち新ヒロインが必要になるがこの先どうなるのか。
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シナリオ、グラフィックが揃った主人公の同人ゲームサークル。あとはスクリプトと音楽だけ。タイミング良く家出してきた従姉妹・美智留のギターに惚れ込んだ主人公は、いつものように熱意全開で勧誘に乗り出すというはなし。 新キャラの美智留は、他のヒロインのようにオタクではないし、実は主...
シナリオ、グラフィックが揃った主人公の同人ゲームサークル。あとはスクリプトと音楽だけ。タイミング良く家出してきた従姉妹・美智留のギターに惚れ込んだ主人公は、いつものように熱意全開で勧誘に乗り出すというはなし。 新キャラの美智留は、他のヒロインのようにオタクではないし、実は主人公に惚れてもいない。イトコだから憎からず思っているけれど、オタクに偏見はあるし、やめてほしいと思ってる。バンドという自分の城もあるわけで、そういう子をどうやってサークルに引き込むかっていうのが今回のキモなわけですよ。 2巻で「俺はアウェーでもホームのやりかたで勝ちたい」と言ってた主人公ですから、非オタに対しても勿論オタク魂全開で突っ込んでいくわけですけど、今回はいつもと違って、消費型オタクである自分の不安を突かれてしまうという展開が熱い。その窮地を救うのが加藤の成長というところももう! 今回は新キャラが4人も出るけど、きちんと今までのキャラにも出番満載なのが嬉しい。相次ぐ幼なじみの登場により心がポッキリ折れたスペンサーさんが、必死に幼なじみアピールするところとか可愛すぎ。 あと詩羽先輩のあのイラストは反則。 「ジライヤーズ」=「スレイヤーズ」には最後のほうまで気が付かなかった。同じファンタジア文庫なんだから実名で良いじゃんと思ったけど、一巻でも「生徒会の一存」が「自治会の独断」になってたし、そこは徹底してるんでしょうね。 「俺はここにいる全員の信者だよ!」に、ヒロイン全員が満更でもない感じになるシーンがたまらん。丸戸史明さんの書く会話は、ほんとうに毎回ニヤニヤさせてくれるなー。 2巻で出てきた加藤のイトコが、こんなカタチの伏線として回収されるとはなぁ。 今月のドラゴンマガジンに載っている短編「非オタな彼女の染まりかた」も良かった。美智留とアキバヨドバシカメラを巡るはなし。あんまりネタバレはないものの、出来れば4巻を読んでからどうぞ。そうなんだよねー、オタク的なものをオススメするのって順序がすごく大事なんだよね。 フラットでキャラが死んでると評判の加藤さんですが、ちゃんと毎回短編に登場してるんだよね。各ヒロインとの「似てない部分」を説明することで、本人不在なのに少しずつキャラが立っていく感じ。
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