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ヴィンランド・サガ(13) の商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2022/11/21

無いならば創る。 向かうべき道は定まった。 クリティカルな第13巻。 果たして呪われていない人間など、 この世に存在するのだろうか。 こんなにも孤独で、絶望に満ちたこの世界で。

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2020/01/22

旦那様評価だだ下がり、付き合ってやる蛇さんは良い人ですな。 アルネイズさん…。 トルフィンはクヌートと邂逅するのかどうか。

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2019/05/20
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ケティルもあんなに良いおじさんだったのに… クヌールの動きひとつであんなことに… 何を恨めばいいのか? テーマはそこにある。 エイナルがここまで超重要人物になるとは。

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2017/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トルフィンもクヌートも目指す世界は同じか。0からつくるのか、1からつくるのか。開拓か、侵略か。目的は同じでも、出発点や手段は対称的。おそらくこの二人は戦うことになるのだろうな。

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2015/11/11

 13巻もの巻数を掛けて、ついに物語は一つの結実を迎えた。「戦士の誕生」は、それは父から引き継いだものであるという意味でも、あるいはトルフィンが初めて確信を持って生きる道を選んだという意味でも、兄弟と言って同胞を救った意味でも、涙なしには読めない一話だった。本当に、この感想を書い...

 13巻もの巻数を掛けて、ついに物語は一つの結実を迎えた。「戦士の誕生」は、それは父から引き継いだものであるという意味でも、あるいはトルフィンが初めて確信を持って生きる道を選んだという意味でも、兄弟と言って同胞を救った意味でも、涙なしには読めない一話だった。本当に、この感想を書いているいま現在も、喉が痛い。  とはいえ、クヌートの陰謀はほとんど達成しようとしているが、エピソードそのものは半ばを過ぎた頃である。ここでの結末は、いま少し巻を割く必要があるのだろう。  間の巻である。だが、星五つは欠かさざるところだろう。

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2015/03/29
  • ネタバレ

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アルネイズの夫ガルザル逃亡事件後に、ケティル一族が農場に戻る。 トールギルはクヌート王に抗戦することを伝えずに兵を組織。 ケティルは唯一の救いと思っていたアルネイズが逃亡を企てたことを知り、豹変。温和だった人格が崩壊する。 極限状態で人間性がどう変わるのか、そして死ぬことにしか希望を見いだせぬ状況でかけてあげられる言葉はあるのか。 恐らくここまでがヴィンランドを目指すトルフィンの動機付けとなる序章、ということなのだろう。末恐ろしい作品である。

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2014/11/24
  • ネタバレ

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ようやくスタート地点、「戦士の誕生」。 長い長い旅路と苦悩の果てに、自分が為すべき事を見出したトルフィン。 かつてクヌートが誓った決意と同じというのがまた…。 目に光が宿ったのもいいんですが、エイナルを兄弟と呼んだのが泣ける。いや、ホモいとかそういうんじゃなくてさ(^_^: 道を見出したのと同時に友達・信頼できる中も手に入れたんだなぁ、と。 ケティル悲惨。巻き込まれたアルネイズは更に哀れだけど。 …戦争の被害者なんだよなぁ…。 それにしても蛇強ぇ…。ヨーム戦士一太刀やん。しかも2人。 あれだけ壊滅的な状況で奮戦できるって只者じゃないですな。 …出来ればトルフィンの仲間になって欲しいけど…多分、ケティルと一緒にクヌートの前にしょっ引かれるんだろうなぁ…。惜しい。

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2014/06/22

11世紀のヨーロッパを舞台にしたヴァイキング叙事詩。財政難解決のためケティル農場接収を図るクヌート軍。策に気づいた農場主ケティルたちは戦いの準備を始める。そんな中、ケティルの寵愛篤い女奴隷アルネイズは、元夫の逃亡を幇助した裏切り行為をケティルに責められ身重の体で暴行を受ける。戦い...

11世紀のヨーロッパを舞台にしたヴァイキング叙事詩。財政難解決のためケティル農場接収を図るクヌート軍。策に気づいた農場主ケティルたちは戦いの準備を始める。そんな中、ケティルの寵愛篤い女奴隷アルネイズは、元夫の逃亡を幇助した裏切り行為をケティルに責められ身重の体で暴行を受ける。戦いと悲劇を経て、いよいよ主人公トルフィン復活か!

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2014/01/16

戦争、というか、一方的な虐殺だったけど。 トルフィンとエイナズがついに立ち上がった。 ここからが本当の「ヴィランド・サガ」がはじまるのだろう。 2巻から一気にここまで読んでしまった。面白かった。

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2013/10/21

クヌートは血塗られた覇王の道を進み、トルフィンは争いのない新天地を目指す。 ヴィンランドへーー。 コロンブスより500年も早く新大陸を発見したのはヴァイキングだったそうです。 ヴィンランドは実在の地だったんですね。 移住したのは豊かな土地でした。 でも先住民と揉めてたみたいです。...

クヌートは血塗られた覇王の道を進み、トルフィンは争いのない新天地を目指す。 ヴィンランドへーー。 コロンブスより500年も早く新大陸を発見したのはヴァイキングだったそうです。 ヴィンランドは実在の地だったんですね。 移住したのは豊かな土地でした。 でも先住民と揉めてたみたいです。 言葉は通じず、姿かたちも文化も違う。侵略者なのかと警戒されて当然です。 暴力を失くすのは難しいことですね。 だから理想を掲げ、少しでもマシな世界にしようと足掻くことが必要なのかもしれません。

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