迷宮の夜、解放の朝 の商品レビュー
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設定とか展開とか、宮緒先生らしくとても作り込まれていたので、読み物としては良かったのだと思うけど、、、好みのもんだいよね。そもそも受が無理だった。結構最後の最後まで、それこそ明らかに攻は悪い子ではないのに、思い込みとか決めつけでスタートから受け付けない!っていう性格がもう全然ムリだったー。レーベルの色ってのもあるのかなぁ、とか。
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ストーリーとしては割りと好きなんだけど、とにかく受けがウザくてウザくて、ちっとも楽しめなかった……。受けに感情移入して読むタイプの私としては、受けがウザイと結構苦痛。
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年下オラオラ攻め×年上薄倖美人受け、かつ教師生徒ものです。 両者とも家庭事情にわけあり。 飛んでしまった先の異世界で、襲い、襲われ、戦い、守られ……という展開の中で、二人の気持ちがだんだんと歩み寄り、上記の家庭事情や今までの悩みを吐露し、そして攻めに関してはちゃんとした告白をしていくシーンは、まぁ 「やっとか~~~…」 と安堵でした。 もとに戻って…それでおしまいではなく、二人が幸せに同棲するところまで書き上げてくださったのは、ハッピーエンド好きとしてはとてもうれしいです。
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いつものセンセの執着攻めとか腹黒攻めを期待すると、かなりの拍子抜けします。 今回は年下ヤンキー系オラオラ攻めなのです。流れとしてはいつものセンセですが、攻が高校生で執着というよりは一途な正統派?です。口を開けば「俺の女になれ」とか「あんたは俺の雌だ」とか、昭和の893のようなこと...
いつものセンセの執着攻めとか腹黒攻めを期待すると、かなりの拍子抜けします。 今回は年下ヤンキー系オラオラ攻めなのです。流れとしてはいつものセンセですが、攻が高校生で執着というよりは一途な正統派?です。口を開けば「俺の女になれ」とか「あんたは俺の雌だ」とか、昭和の893のようなことを言いますが、首尾一貫して受を守り抜く態度は赤面するほどのピュアラブでした。 受にまったく伝わっていないのが残念でしたけどね。 ケダモノ高校生の龍生×既婚教師の廉。 高校生離れした肉体と腕力の持ち主の龍生に、校内でも襲われかける日々におびえる廉。ある日、他の生徒を叩きのめしている龍生と遭遇し、恐怖のあまり逃れようとした廉は、学校の七不思議と噂されていた池に現れた円陣から龍生ともども、異世界へと飛ばされてしまいます。 そう、昭和な鬼畜ヤンキーものからネトゲ系中世ものへと空間異動。 しかし、どんなステージになっても龍生の暴れん坊ぶりは変わらないというか、むしろパワーアップ。現実世界よりぴったりはまっていると思ったのは廉だけじゃありません。 龍生の乱暴で力で全てを解決する態度が大嫌いな廉だったのですが、異界では常識などまったく通用せず、力だけがすべて。生死さえかかっています。なので、関わりたくないと思っていた龍生に「守ってやる」と言われると、もう頼るしかない廉なのです。そんな廉にHをやりたい放題な龍生…弱肉強食の縮図です。 ケダモノなのですが非常にエサを大事に想っているのが伝わってきて、可愛げがあり憎めないんです。ピュアだけどデリカシーがない!十代のガマンできないかんじがすごくよく出ています。セリフがベタでつい笑ってしまいました。鬼畜名言集です。 廉は、幼少期から祖父の教えを守りまっとうに生きることを自分の使命と思い込んでいたのに、その全てを龍生にくつがえされてしまいます。 常識が通じない場所でのサバイバルで廉の考えも徐々に変化していき、現実世界だったら到底受け入れられなかった龍生への見方も変わっていきます。廉の成長がよかったです。それと、龍生のデレ部分もギャップ萌えでかわいかった。エロ的には鬼畜攻めだけど中身子供なので、いつもよりはパワーダウン。 ぶっとび設定なのに、中身はかなりピュアなラブストーリーでした。いつものクロい話も好きですが、こういう違うテイストの攻とかどんどん書いてもらって、幅広い萌えをたくさん提供して欲しい作家さんです。
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