ぼくは満員電車で原爆を浴びた の商品レビュー
原爆投下直後の様子を生々しく書かれていました。被曝の恐ろしさがとても伝わりました。子供たちにも読んでもらいたい本です。
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米澤鐡志さんは1945年8月6日、11歳のときに広島で被爆しました。 当時、米澤さんはお母さんと妹、弟たちと疎開先で暮らしていました。この日は、広島の家へ生活に必要な荷物を取りに行くため、朝早くお母さんとふたりで出かけたのです。原爆が投下された時、米澤さんとお母さんは電車の中にい...
米澤鐡志さんは1945年8月6日、11歳のときに広島で被爆しました。 当時、米澤さんはお母さんと妹、弟たちと疎開先で暮らしていました。この日は、広島の家へ生活に必要な荷物を取りに行くため、朝早くお母さんとふたりで出かけたのです。原爆が投下された時、米澤さんとお母さんは電車の中にいました。 米澤さんは長い間、語り部としての活動を続けてきました。これまで、書籍化の誘いを断ってきた米澤さんだでしたが、東日本大震災での福島第一原発の事故をきっかけに、自身の体験を本に残すことを決めたそうです。この本には、少しでも大きの人に「核」と「戦争」について考えるきっかけにしてほしいという願いをこめられています。
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8/6は広島平和記念日 11歳で被爆した米澤鐡志さんが、8月6日の体験、そしてその後何が起こったかを語ります。
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爆心地から程近い場所で被爆し、奇跡的に生き残った少年の話。当事者しか語りえない凄惨な被爆体験は悲しい現実を教えてくれました。戦後70年を過ぎた今、戦禍を直接知る人は少なくなっています。 子どもにはまだ早い、でもいつか読んで欲しい一冊でした。
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爆心地に近い場所で被爆したにも関わらず、今も死なずに生きている「奇跡」。 その目で目撃したものを、講演会記録だけではなく書籍にしようと後押ししたのは、3.11の福島第一原発の事故だったという。それで、冒頭の紹介文を書いているのは、原発の研究者である小出裕章氏。 この中で特筆しておきたいのは、仲の良かった友達として、朝鮮人についての記述があること。原爆を語る書籍で、広島に朝鮮人が多く暮らしていたこと、その子どもたちと仲が良かったのに、他の日本人の子どもたちと違い、疎開ができなかったことなどに言及したものは、そう多くない。その視点は貴重で、重要。
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児童書ではあるが私自身が読みたいと感じ、また子供がもう少し大きくなったら読ませてやりたいとの思いから購入。 内容としては、子供にも読み易い文章で当時の状況がとても詳細に語られている。 私の母が被爆しており私自身も被爆2世なのだが、母の体験談については母が自発的に話した内容につい...
児童書ではあるが私自身が読みたいと感じ、また子供がもう少し大きくなったら読ませてやりたいとの思いから購入。 内容としては、子供にも読み易い文章で当時の状況がとても詳細に語られている。 私の母が被爆しており私自身も被爆2世なのだが、母の体験談については母が自発的に話した内容についてしか息子である私も知らない。 この世のものとは思えない様な辛い体験であった事は想像に難くないため、たとえ親子であっても聞きにくいものである。 (実際に本の内容に類似した話も聞いた) そういった意味では、この本は資料的価値もとても高いと思う。
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原爆投下時、爆心から1キロメートル以内にいて生き残った人は10人以下だったのではないか、と言われているなか、 爆心から750メートルの所にいた作者。 広島電鉄の鋼鉄の電車の中にいて`電車内被爆者`だった。 それでも母や妹などが亡くなるなか、生き残ることができた作者が語る、原爆投下〜被爆体験。 大きめの文字で、小学生でも読みやすいように語りかけてくれる本。
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後世に伝えなければいけない本。 胸がえぐられるような表現の本でした。 体験なさった方にしかわからない 伝えられない真実。 絶対に風化させてはいけないと思いました。
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児童書。当時の米沢さんと同じ11歳の娘に与えました。 原爆というものもまだよく分かっていなかった娘に、被爆体験は衝撃的だったようですが、「核のない社会にしたい」と強く思えたようです。 福島原発事故のことも触れられているので、原発についても本を読んでから娘と一緒に調べたり教えたりし...
児童書。当時の米沢さんと同じ11歳の娘に与えました。 原爆というものもまだよく分かっていなかった娘に、被爆体験は衝撃的だったようですが、「核のない社会にしたい」と強く思えたようです。 福島原発事故のことも触れられているので、原発についても本を読んでから娘と一緒に調べたり教えたりしました。その良い機会にもなりました。
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