テラプト先生がいるから の商品レビュー
7人の5年生が、それぞれの視点で描く形態。 テラプト先生と出会って、少しずつ変わって行く。 それぞれの子どもが、家庭環境によって考え方や人とのコミュニケーション能力が異なってきたことがわかる。どうしようもない、と言ってしまうこともできるが、5年生ともなれば一人ひとりの力で家族の考...
7人の5年生が、それぞれの視点で描く形態。 テラプト先生と出会って、少しずつ変わって行く。 それぞれの子どもが、家庭環境によって考え方や人とのコミュニケーション能力が異なってきたことがわかる。どうしようもない、と言ってしまうこともできるが、5年生ともなれば一人ひとりの力で家族の考え方さえ、変えることができると知る。
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小学校。先生。家族。友達。事故。クラスメイト数人の視点で描かれた学校生活。先生によって変わっていく子どもたち。海外文学って絶対「死」が出てくるよなぁ。読みやすかった。
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アメリカのお話。5年生で、混乱したクラスに新任のテラプト先生が来た。以前の先生とは全く違う先生に児童たちは学校を面白いと思うような、変化が。一人一人の悩みや問題を浮き彫りにするよう、児童の一人ずつが語る形式となっている。問題ばかりのクラスが、満点の日がある度に紙で輪を作り一つずつ...
アメリカのお話。5年生で、混乱したクラスに新任のテラプト先生が来た。以前の先生とは全く違う先生に児童たちは学校を面白いと思うような、変化が。一人一人の悩みや問題を浮き彫りにするよう、児童の一人ずつが語る形式となっている。問題ばかりのクラスが、満点の日がある度に紙で輪を作り一つずつ天井から吊るすうち、いつしか輪が床に着く。そのご褒美として先生は一日遊びの日を提案する。みんなで意見を出し合い、遊びの計画を練り、みんなが楽しんだ当日に事件が!まさかの事に子ども達それぞれが考え、出来ることをし、そして待つ。物語は事件を挟む前の前半に伏線があるがわからない。後半の思い悩む場面になって、伏線の存在が浮き彫りになってくる。 「クローディアの秘密」「Shift」も面白かったがそれに次ぐ面白さだった。
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アメリカのスノウヒル小学校で5年生になった子どもたちは、テラプト先生と出会う。新任だからとなめていた子どもたちは、すぐにテラプト先生の授業にわくわくすることに。でも、ピーターはいたずらをやめないし、アレクシアはいじめをやめない。そんな中で、ある事件がおこる…。「こんな先生がいたら...
アメリカのスノウヒル小学校で5年生になった子どもたちは、テラプト先生と出会う。新任だからとなめていた子どもたちは、すぐにテラプト先生の授業にわくわくすることに。でも、ピーターはいたずらをやめないし、アレクシアはいじめをやめない。そんな中で、ある事件がおこる…。「こんな先生がいたらいいなあ」と誰でも感じると思います。テラプト先生の弱い所もすべてふくめて。先生と子ども達が対等な人間同士として向き合う時、なにかが起こるんです。
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新米のテラプト先生と出会ったことで、それぞれに問題を抱えた小学5年生の7人がその問題を乗り越え、成長する物語。 ちょっと都合よく話が展開する気もするが、そんな事は途中でどうでもよくなるぐらい、子ども達の成長が好ましい。読後感も爽やか。 テラプト先生の素姓があまり明かされないなーと...
新米のテラプト先生と出会ったことで、それぞれに問題を抱えた小学5年生の7人がその問題を乗り越え、成長する物語。 ちょっと都合よく話が展開する気もするが、そんな事は途中でどうでもよくなるぐらい、子ども達の成長が好ましい。読後感も爽やか。 テラプト先生の素姓があまり明かされないなーと思っていたら、続編があるとのこと(未訳)むぅ…読みたいような読みたくないような…この作品の出来がいいだけに、次でガッカリするのはヤダな。
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