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東京難民(上) の商品レビュー

3.2

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

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    11

  4. 2つ

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2013/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

普通の三流大学生が、学費滞納により除籍、家賃滞納により住所不定になるとどんな社会が待っているのか、、、。

Posted byブクログ

2013/10/27

主人公にまったく感情移入できないくらいダメ男で、読むのがつらくなった。 ただ、前半はめちゃくちゃリアルで、世界観が変わった気がした。感動もした。ただ、後半は、結構雑・・・ でも、総じて、かなり余韻の残る話でした。 篤史が、腕の刻印を見せて、頭を使って這い上がれ といったシーン...

主人公にまったく感情移入できないくらいダメ男で、読むのがつらくなった。 ただ、前半はめちゃくちゃリアルで、世界観が変わった気がした。感動もした。ただ、後半は、結構雑・・・ でも、総じて、かなり余韻の残る話でした。 篤史が、腕の刻印を見せて、頭を使って這い上がれ といったシーンは、あまりキーポイントでは無かったみたい

Posted byブクログ

2013/10/02

読んでいて吐き気がするほどのダメ男な男 の話。ストーリー事態は面白く無くはないけど、自分までダメな思考に陥りそうで途中で読むのをやめようかと思ったほど。下巻も買ってしまっているので、一応読んでみるか…。

Posted byブクログ

2013/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公である時枝 修は社会や言葉をあまりにも知らないため、次々と都会の恐怖に陥れられる。 学費未納で大学は除籍となり、住んでいたマンションも家賃滞納で追い出され、あっという間にネットカフェ暮らしになり、日雇いの身に。 すべては修が社会についてあまりにも知らないことが原因となっている。 例えば、不動産の契約書を読んでいなかったり、クレジットカードについて詳しくないのに利用したり・・・。 作品を通して伝わってくるのは「知らないのが悪い」という社会の考え方。 無知であることは身を滅ぼすのだ。 人は三つのセーフティネット「国家・企業・家庭」に守られて生活している。 主人公のように、すべてのセーフティネットが失われた時、人はどう動くべきなのか・・・。 はじめは「こんなに社会を知らない若者がいるのか・・・??」と突っ込みたくなったが、読んでいくうちに、「そういえば自分も社会を知らない若者だ・・・」と思わされる。 そして、「いつ修のようになってもおかしくなかった」と思わされる。 地方から一度でも東京に出たことがある人にならわかる身近な恐怖。 そして、ますます格差社会を生もうとしている現代には非常にタイムリーな話である。 私のように社会を知らない、今時の若者に読んで欲しい。 無知であることは身を滅ぼすということを知る必要性が・・・この話から伝わってきます。

Posted byブクログ

2013/08/13

大学生だった主人公が親の金銭的な都合から仕送りを得られず、大学を除籍、住む所まで奪われていく様にはリアリティを感じて背筋が寒くなった。 派遣切りで仕事と同時に住む所も奪われて行き着いた先はホームレスって話しがあるけども、それも今回の話しも簡単に起こり得る事で不憫な主人公を応援し...

大学生だった主人公が親の金銭的な都合から仕送りを得られず、大学を除籍、住む所まで奪われていく様にはリアリティを感じて背筋が寒くなった。 派遣切りで仕事と同時に住む所も奪われて行き着いた先はホームレスって話しがあるけども、それも今回の話しも簡単に起こり得る事で不憫な主人公を応援したくなった。

Posted byブクログ