しずるさんと偏屈な死者たち の商品レビュー
しずるさんが完全に安楽椅子探偵なミステリー作品。短編集。 ミステリー作品とはいえ、一部の解決編がとんでもなくぶっ飛んでいるので、自分でネタを考えようとは思わずに、そんな考えもあるんだなぁぐらいに思って読んだほうが良い印象。分かるやつは分かるんだけど。 ミステリー作品ではなく、可愛...
しずるさんが完全に安楽椅子探偵なミステリー作品。短編集。 ミステリー作品とはいえ、一部の解決編がとんでもなくぶっ飛んでいるので、自分でネタを考えようとは思わずに、そんな考えもあるんだなぁぐらいに思って読んだほうが良い印象。分かるやつは分かるんだけど。 ミステリー作品ではなく、可愛い女の子同士で可愛らしく喋っている作品と考えて読んだほうが良さそう。
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難病で病室にこもりきりの少女しずるさんと、その友人のよーちゃんが事件を解決していくという「しずるさんシリーズ」の第一弾。再文庫化する前のやつを一度読んだことがあったのだけど内容はすっかり忘れていた。いわゆる安楽椅子探偵物なんだけれど、昔読んだ時はミステリの知識も少なかったのでこう...
難病で病室にこもりきりの少女しずるさんと、その友人のよーちゃんが事件を解決していくという「しずるさんシリーズ」の第一弾。再文庫化する前のやつを一度読んだことがあったのだけど内容はすっかり忘れていた。いわゆる安楽椅子探偵物なんだけれど、昔読んだ時はミステリの知識も少なかったのでこういうライトなミステリでも十二分に楽しめたものだが今となってはちょっと物足りなかったかな。帯で「ちょっぴり百合」という部分が強調されてて笑った
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新装版とのことで、久しぶりに再読。 病室にこもりきりのしずるさんと、好奇心旺盛なよーちゃん、二人の少女が奇怪な事件に挑むミステリ、ジャンルとしてはしずるさんの安楽椅子探偵ものになるのだろうか。ミステリとはいうものの、読者が推理をしながら読むタイプのものではないように感じる。 旧版...
新装版とのことで、久しぶりに再読。 病室にこもりきりのしずるさんと、好奇心旺盛なよーちゃん、二人の少女が奇怪な事件に挑むミステリ、ジャンルとしてはしずるさんの安楽椅子探偵ものになるのだろうか。ミステリとはいうものの、読者が推理をしながら読むタイプのものではないように感じる。 旧版に無い要素として、「付録ー偏屈について」を収録。 掲載誌廃刊で宙ぶらりんになっていたしずるさんシリーズだが、単行本未収録を含めた新作も刊行予定とのことで続きが楽しみ。
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死体描写は思いの外グロいけど、 軽いテイストの安楽椅子探偵もの。 しかし、かつてライトノベルの歴史をつくったあのときの上遠野さんは あるときを境にみられなくなったな、と思う。 言っちゃ悪いが、今は名前だけでどうにか本が売れている作家のように感じる。 常に新しいものを創り...
死体描写は思いの外グロいけど、 軽いテイストの安楽椅子探偵もの。 しかし、かつてライトノベルの歴史をつくったあのときの上遠野さんは あるときを境にみられなくなったな、と思う。 言っちゃ悪いが、今は名前だけでどうにか本が売れている作家のように感じる。 常に新しいものを創り出そうとする情熱や、 積み重ねてきた経験をもとに構築したあの独特の理屈若っぽさが ここ最近の作品にはとんと見られなくなった。 それが私はすごく残念に思う。
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大がかりなトリックも恐るべき悪意もない。 女の子二人が楽しく病室でおしゃべりしながら、複雑に見える怪奇な死を、元も子もない現象に戻すお話。 帯に「ちょっぴり百合」とか書いてあって面白かった。
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とってもミステリーで、ちょっぴり百合。 これぞ上遠野ミステリー! 原因不明の難病で病室にこもりきりの“深窓の美少女”しずるさんは、好奇心旺盛(おうせい)な“わけありお嬢様”よーちゃんが持ち込む難事件を病床にいながらにして次々と解明していく。唐傘小僧に宇宙人、幽霊犬に吊られた...
とってもミステリーで、ちょっぴり百合。 これぞ上遠野ミステリー! 原因不明の難病で病室にこもりきりの“深窓の美少女”しずるさんは、好奇心旺盛(おうせい)な“わけありお嬢様”よーちゃんが持ち込む難事件を病床にいながらにして次々と解明していく。唐傘小僧に宇宙人、幽霊犬に吊られた男……これは奇怪で不気味な、最初の事件簿。 新装版にして完全版、星海社文庫版しずるさんシリーズ第1弾!
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