オキーフの恋人 オズワルドの追憶 の商品レビュー
長い物語だった。失踪した作家を探す編集者と失踪した作家の連載の同時進行で物語が進み、連載と同じ事件が起こり、登場人物も現実にいる人で、ややこやしいのにどんどん引き込まれて楽しんで読めた本 2017.09.03読了
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この厚い一冊と夏を過ごした。 人はたくらみに満ちた小説と呼ぶのだろう。 探偵と編集者との濃密でミステリアスな時間。 それが良かった。 ラストは個人的にはあまり楽しくなかった。 裏切りは辛かった。 今までの楽しい時間は嘘だったのか。 素人探偵の物語と その物語の編集者 二人の冒...
この厚い一冊と夏を過ごした。 人はたくらみに満ちた小説と呼ぶのだろう。 探偵と編集者との濃密でミステリアスな時間。 それが良かった。 ラストは個人的にはあまり楽しくなかった。 裏切りは辛かった。 今までの楽しい時間は嘘だったのか。 素人探偵の物語と その物語の編集者 二人の冒険物語を行き来する構成。 それがオキーフの恋人 オズワルドの追憶 という2つの話。 オキーフは画家。 オズワルドはケネディを暗殺したと言われる男。 題名に冠したその名前に 物語の終わりは内包されていたのかもしれない。 個人的にはこの冒険とラブロマンスは 終わって欲しくなかった夏。
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自分の今存在する世界が現実なのか虚像なのか、立証する手だては果たしてあるのだろうか?虚像の夢窓が魅力的で惹きつけられる。
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