自由が丘の贈り物 の商品レビュー

ミシマ社【編】

2015/08/21

自由が丘の街は、私にとって庭のようなもの。
それでも、まだまだ知らないお店がたくさんあるんだというのが本書を読んで一番の驚きだった。
奥沢城というお城があったのにもびっくりした。
自由が丘にあるミシマ社がおくる本書は、自由が丘に対する彼らの愛情がたっぷり詰まっているように思った。
そのような愛情は彼らだけでなく、お店を訪れるお客さんたちも持っていて、それが自由が丘のお店を支えているのだろうと思う。
友人のお店や、幼い頃に連れて行ってもらったケーキ屋さん。私自身にも思い出深いお店がある。
最近は、お洒落な街として取り上げられがちだが、実は昔ながらの素敵なお店もたくさんある。
本書を読んで、自由が丘がもっと好きになった。

2013/09/26

なかなか訪れる機会のない街なので、知らない街の知らない商店のお話として読みました。お店で提供される商品情報以上にお店の方の人柄が良く伝わる本でした。お店1軒1軒につくミシマ社メンバーからのひとことがあるので、提供する側と利用する側のそれぞれの思いが読めるところが、事情を良く知らない第三者も含めて面白く読める工夫なのだと思いました。

2013/07/18

自宅近くの自由ヶ丘のお店がいっぱい載っている
雑誌みたいな本ですが。その紹介されている店の人の言葉で
書かれてあるので面白いと思います。
好きな本を何冊か出版されているミシマ出版（自由ヶ丘にある）
と自由ヶ丘と関連する内田樹氏やよしもとばななさん。浦澤直樹氏
の自由ヶ丘との関連についてのインタビューやエッセーもあって
知っている街だからこそ面白いと思いました。