経済特区自由村 の商品レビュー
最初が重かったですね。 エコは夢なのか。 現実の辛さを感じました。 ラストに少し救われた気がします。
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「おいしい野菜が食べたい」が面白かったのでこちらも読んでみた…けど、作者はこの小説を通して結局何が言いたいのか、何を伝えようとしたのか分からないまま読了。 途中読むのをやめようかと思いながらも手はページを捲っていたので何かしら惹かれるものはあったんだと思います。
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モチーフが面白く、ミステリー要素を含んだプロットも作者の得意とするところ。 本作も一気読みせずにはおれない作品に仕上がっている。 ファストニッポンの超速成ブロイラーなど、現実にありそうでゾッとする小道具の設定もよかった。 ただ主人公の1人鈴木明男が殺人を犯したと思い込...
モチーフが面白く、ミステリー要素を含んだプロットも作者の得意とするところ。 本作も一気読みせずにはおれない作品に仕上がっている。 ファストニッポンの超速成ブロイラーなど、現実にありそうでゾッとする小道具の設定もよかった。 ただ主人公の1人鈴木明男が殺人を犯したと思い込み、養鶏場から逃亡するというところには無理があるように思う。 その後の、冷静沈着な行動をする鈴木明男を見ていると違和感が拭えない。 そこを割り引いて☆4つとなった。
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萌え系ビジネス本(農業系)本かと手に取りましたが、これは純然たる小説です。 良く見れば、表紙も萌え絵ではないですし(笑) 廃村に入植してきたノーマネー&エコロジーコミュニティに集った人々の顛末記。 導入部で、このコミュニティは、掲げている看板とは真逆で全くサステナブルでないとわ...
萌え系ビジネス本(農業系)本かと手に取りましたが、これは純然たる小説です。 良く見れば、表紙も萌え絵ではないですし(笑) 廃村に入植してきたノーマネー&エコロジーコミュニティに集った人々の顛末記。 導入部で、このコミュニティは、掲げている看板とは真逆で全くサステナブルでないとわかります。 ばあちゃんの知恵と不断の労働でやっと維持している里山農法との対比も際立ちます。 著者のこの類の団体への視線は冷淡なようです。 団体の食糧自給活動やらの描写はそこそこで、派閥争い、痴話話、主役二人の人探しに主題は移ってしまいます。 中盤からページを割いている主催者のコミュニティ立ち上げの動機づけが今一つ説得力がないのですが、まあ、その程度のものだったのでしょうか。 図書館で借りました。
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エコライフがいい、脱原発であるべきという。 たしかに素晴らしい思想。 ブームに乗っかって自己満足というか、自分の存在意義を明らかにしたくなるのもわかる。 でもそうすることで利便性を追求して成長してきたものと逆行する部分があることも事実。 金持ちの道楽というか、既に成功した人ほ...
エコライフがいい、脱原発であるべきという。 たしかに素晴らしい思想。 ブームに乗っかって自己満足というか、自分の存在意義を明らかにしたくなるのもわかる。 でもそうすることで利便性を追求して成長してきたものと逆行する部分があることも事実。 金持ちの道楽というか、既に成功した人ほどそんな地球レベルでの物事が語れるのであるという事実を物語にしたという感じかな? 人間の際限ない欲望を押さえ込む限界もある。 限界を超えてしまった先にあるものは破滅だけなのか? なんて壮大なスケールで考え始めてしまう一歩となるかも。
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究極のエコを目指して成立したFEE(フリーエコノミー&エコロジー)に潜入することになった格闘家の洋子。 そして、食肉用ブロイラー養鶏をやりながも仕事に疑問を持ち続けていた明男。明男は自分を借金地獄へ落とした相原を突き飛ばして逃げてしまう。その先で出会った元気なこなたばあちゃんに助...
究極のエコを目指して成立したFEE(フリーエコノミー&エコロジー)に潜入することになった格闘家の洋子。 そして、食肉用ブロイラー養鶏をやりながも仕事に疑問を持ち続けていた明男。明男は自分を借金地獄へ落とした相原を突き飛ばして逃げてしまう。その先で出会った元気なこなたばあちゃんに助けられながら、同じ集落にあるFEEに疑惑を持つ。 人物は生き生きしていて面白いが、途中から急速に話をまとめようとして失敗した感がなくもない。一人ひとりのエピソードは楽しいがいつの間にかいなくなっている、そんな気がした。 最後は震災のことが出てくるし、一体なにが一番言いたかったのかが若干わからなかった。
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「け」で始まるおもしろい本を探し求めてもう半年。 なかなか見つからない… カルトじゃない、カルトじゃないと何度も言われれば言われるほど、やっぱり「特区」は怖い。 2016/11/5読了
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自由なコミュニティーにもやはり限界はある。ある程度の人数が集まれば、秩序は必要かなと思った。 でも、『限界集落株式会社』ほどの面白さはなかった。ストーリーは浅かった。
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25年くらい前に 世間を騒がせた カルト集団、巨大ファースト店の 中国工場で起きた 不衛生な 鶏肉の扱い、麻薬の栽培販売、裏社会…((((;゜Д゜))) …民人の 人となりは ざっと分かったけど、鈴木明男のも もっと知りたかった。
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「気持ち悪い」っていうのが率直な感想。 現実感があるところが、そういう感想に繋がっていると感じる。ある意味、良く書けているのだが、題名と著者の同種作品とのギャップに戸惑うところが大きい。
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