TPP参加「日本崩壊」のシナリオ の商品レビュー
TPP参加を迫るアメリカの真意は農産物の関税撤廃だけではない。 TPPに参加すると参加国は互いの経済活動、特にサービス分野について阻害しない(非関税障壁を設けない)のがミソ。 ① 医療の民営化 混合診療の自由化、株式会社の医療参入 ② ポストハーベスト薬品を食品添加物か...
TPP参加を迫るアメリカの真意は農産物の関税撤廃だけではない。 TPPに参加すると参加国は互いの経済活動、特にサービス分野について阻害しない(非関税障壁を設けない)のがミソ。 ① 医療の民営化 混合診療の自由化、株式会社の医療参入 ② ポストハーベスト薬品を食品添加物からはずし、表示しないようにする などなど。おそらく、遺伝子組み換え作物も表示不要、とする圧力がかかるでしょう。 また、「毒薬条項」が合意に入り込む可能性もあります。毒薬条項とは、海外企業や海外企業のサービス・製品に対し、その国独自の障壁を設けること。 過去、公共サービスを地方自治体から受注した海外企業をレベル不十分、と契約解除したところ毒薬条項を盾に賠償金を請求され、裁判で敗訴したケースがある、と。 これでもやる意味があるのか?TPP。 したたかなアメリカの戦略。日本はどうするか。
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