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津軽(文庫版) の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2019/07/20

食べ物には淡白なれ… とぶち上げておきながら、最初から最後まで食べ物に執着しまくりというのがなんとも素晴らしい。 でも、その食欲さえも消えるほどの大事な人もいて。 だけど、その結末を知ってる私たちとしては、どうしても悲しくなってしまう。

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2018/09/23

まんがで読破を読破するシリーズ。 青森を旅行することになったので、予習を兼ねて先に「津軽」を読んでみた。金木、小泊、竜飛岬と旅したけれど、現地も太宰推しなので、予備知識として知っていてよかった。斜陽館でもここで蟹を食べたんだと聖地巡礼気分に浸れたし。 津軽を読む気分で、先に「ロマ...

まんがで読破を読破するシリーズ。 青森を旅行することになったので、予習を兼ねて先に「津軽」を読んでみた。金木、小泊、竜飛岬と旅したけれど、現地も太宰推しなので、予備知識として知っていてよかった。斜陽館でもここで蟹を食べたんだと聖地巡礼気分に浸れたし。 津軽を読む気分で、先に「ロマネスク」が始まったのにはためらった。

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2015/10/20

『人間失格』、『斜陽』、という暗いイメージとは逆の太宰が故郷を巡る津軽を旅行記である。 懐かしい友人、兄弟、当日子守として慕っていたタケなど人間味溢れる内容が記されている。 暗くて自殺したダークな太宰が好きならイメージが崩れるので読まないほうが良いかもしれないが、オイラはこんな...

『人間失格』、『斜陽』、という暗いイメージとは逆の太宰が故郷を巡る津軽を旅行記である。 懐かしい友人、兄弟、当日子守として慕っていたタケなど人間味溢れる内容が記されている。 暗くて自殺したダークな太宰が好きならイメージが崩れるので読まないほうが良いかもしれないが、オイラはこんな人間味溢れる太宰もいたんだとホットした。

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2015/08/10

2015年8月10日読了。「まんがで読破」シリーズ、太宰治の「ロマネスク」「津軽」を収録。太宰作品は結構読んでいるつもりだったがどちらも未読の作品、じんわりとしたユーモアとかなしみが漂いマンガながらどれもとても面白かった。「津軽」の方は太宰が故郷を訪ねることにより自らの幼い頃の記...

2015年8月10日読了。「まんがで読破」シリーズ、太宰治の「ロマネスク」「津軽」を収録。太宰作品は結構読んでいるつもりだったがどちらも未読の作品、じんわりとしたユーモアとかなしみが漂いマンガながらどれもとても面白かった。「津軽」の方は太宰が故郷を訪ねることにより自らの幼い頃の記憶・原体験を追想する作品で、こちらもなんだかホッとする感情を抱かされた。ぜひ原作を読んでみたい。

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