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中小企業M&A 34の真実 の商品レビュー

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2018/11/24

常識を身につけたくて、流し読み。 体系的知識ではなく、経験ベースのティップスで、特別な驚きがあるわけではないが、そもそもそれを期待していない。目的には合致していたかと思う。

Posted byブクログ

2013/07/17

M&Aにまつわる一般論に終始することなく、著者の実体験に基づく企業買収の現場が伝わる内容で読み応えがある。時折昔勉強した経営学の知識が出てくるが、よく具体的な実務に整合した感じに見える。 P140 リスクをとる勇気をもつ M&Aにはリスクがつきものです。将来の事業計画が実...

M&Aにまつわる一般論に終始することなく、著者の実体験に基づく企業買収の現場が伝わる内容で読み応えがある。時折昔勉強した経営学の知識が出てくるが、よく具体的な実務に整合した感じに見える。 P140 リスクをとる勇気をもつ M&Aにはリスクがつきものです。将来の事業計画が実現するかは誰も保証できないので、リスクのないM&Aはないといえます。 デューデリジェンスにおいても、担当する会計士(監査法人)や弁護士は対象会社のリスクを数多く列挙して分厚いレポートを作りますが、なかにはM&Aが破断することを望んでいる会計士や弁護士もいます。 なぜなら、もしM&Aが成立して、そのあとに何か見落としていた大きなリスクが出てくれば責任問題になりますが、そもそもM&Aが破断して不成立となれば、そのようなことが起こる恐れはなく枕を高くして寝ることができるためです。 したがって、デューデリジェンスで指摘されたリスクが本当に本質的かつ重要なものなのかを一つひとつ買い手自身が見極める必要があります。つまり、買い手としては、 負えるリスクと負えないリスクを見極め、買収を見送るか、一定のリスクを負うか決断することが求められます。やめる理由はいくらでもあり、すべてのリスクを潰そうとすれば、M&Aなどひとつもできないということになります。

Posted byブクログ