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彫刻と戦争の近代 の商品レビュー

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2019/08/09

<目次> プロローグ  近代彫刻の変容 第1章   戦争と彫刻 第2章   戦争の時代 第3章   日米開戦の衝撃 第4章   戦後へ あとがき <内容> 可もなく不可もなく、イメージしていた情報はあまり入ってこなかった。ただ、「彫刻」という芸術性のあるもの、「銅像」は、「芸術...

<目次> プロローグ  近代彫刻の変容 第1章   戦争と彫刻 第2章   戦争の時代 第3章   日米開戦の衝撃 第4章   戦後へ あとがき <内容> 可もなく不可もなく、イメージしていた情報はあまり入ってこなかった。ただ、「彫刻」という芸術性のあるもの、「銅像」は、「芸術性に加えて対象との類似性(写実)、そして象徴的意味(像となる人物の精神の描出、公衆に対する教化的意味合い)が加味される。制作年が無意味なわけではないが、その後ずっと見続けられることを前提にする、いわば時代を超える、いつでも見られるものである。移動はしないため場所との関係が重要で、公共空間の多くの人が見ることのできる場所にこそ設置され、時にランドマークとなる。念を記すメモリアルであり、銅の像でなくてもよいが、銅像であることにも意味がある(物理的に強い、そして石やセメントで作られようが一様に銅像と呼ばれるような固定観念があるものとして)。」と定義づけられたことに興味が生じた。 逗子市立図書館

Posted byブクログ

2013/09/06

その時代の その時だからこそ 生まれなかったもの その時代の その時だからこそ 生まれてきたもの 「戦争」という特殊な時に 生み出された彫刻 背景をしっかり押さえ 作者の心情にまで斟酌し 淡々と解釈しておられる姿勢が すがすがしい

Posted byブクログ