あなたの話の9割は相手に伝わっていません。 の商品レビュー

松本幸夫【著】

2024/09/07

1〜7章ありますが、章の最後はポイントを箇条書きでまとめられているので、分かりやすかったです。そのおかげで、私はそのまとめから一通り読んでから、詳しい内容を見ていくという読み方ができました。要所は太文字になっているのも助かります。内容は、あがり症を克服するための具体的なアイディアやプレゼンで使える簡単なテクニックもあり、興味深く、真似したいと思いました。一方で、納得できない主張もありましたので、私にとっては、この評価になります。

2019/03/07

タイトルから、ロジカルコミュニケーションに関する本かと思ったがそうではなかった。ここで言う「話」は、会議やプレゼンなどのシーンが想定されていて、それらが上手くいかないのは「あがる」からだ、という観点で論ずる。
考えてみれば、その理由もやや短絡的な気がするが、対処法として太字で出てきたのが
①段取り、下準備　②リハーサル　③くり返し（場数）だったのには唖然としてしまった。
「あがらないように、入念に準備しよう」という論旨では、「まぁそうだろうけど…」という感想しか出てこない。

そもそも自分は、面談やミーティング等の比較的小規模なコミュニケーションで
自分の意図が伝わる・伝えられる話し方を知りたくてこの本を読んだ。想定シーンが異なったことで、マイナス補正の色眼鏡で読んでしまったかも知れない。いずれにせよ、拍子抜けして流し読みになってしまった。

プレゼン等の場面で伝わる話し方ができるようにしたい方、伝わるコミュニケーションの概要を知りたい方向けかと。

2015/05/16

P98 “名前を出す”というのも、賛同者を増やすテクニックとして有効

P99 相手の発言をさらっとまとめるのに有効なのが、「要するに～ですね」を口癖にしてしまおうというもの

P108 高い声というのは、それだけで信用を下げてしまう。

P138 「ゆっくりと動作する」ように心がけると、さらに心が静まっていく。

P156 ●語尾をはっきり発音する、●十分に間を取る
ことで、わかりやすく、聞きやすくなる。

P157 早口でわかりにくいと周囲にいわれている人は、あなたの話のスピードそのものではなくて、大半は話と話のあいだに間がないのが、原因である。

2014/03/19

要点部分を読みました。
頭がいいということを推していて、自分は当てはまらないなと思いながら読み始めたのもあり、飛ばしながら
さらっと読み終えました。