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村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか の商品レビュー

2.8

8件のお客様レビュー

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2024/01/17

この本を読んでると、「嫌よ嫌よも好きのうち」って言葉を何度も思い出しました。 このような本が出るなんて村上春樹は、つくづくすごい作家なのだな。私は村上春樹の作品を語れるほど詳しくないけど『多崎つくる』読んですごく気に入って、図書館でたまたまこの本を知り、著名な方々の『多崎つくる...

この本を読んでると、「嫌よ嫌よも好きのうち」って言葉を何度も思い出しました。 このような本が出るなんて村上春樹は、つくづくすごい作家なのだな。私は村上春樹の作品を語れるほど詳しくないけど『多崎つくる』読んですごく気に入って、図書館でたまたまこの本を知り、著名な方々の『多崎つくる』論や村上春樹論がとても興味深くて面白いと思いました。もっと村上作品を読みたくなりました。

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2014/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

村上春樹が良い小説家なのは、良い読者が居てくれているからなんだなと思った。優しくし過ぎはいけない。 内容は賛美からボロ糞まで偏りなく載せているけれど、やっぱいけ好かないな。読まなくてよかったや。 つくるに対する白のレイプ冤罪が、日本への慰安婦問題のメタファーだとか 名古屋に帰る巡礼がアンダーグラウンドを執筆した時のインタビューの大事さを表現しているとか 意味ありげで、意味のないものの、意味とか ふーーーん。

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2013/12/16

村上春樹さんの本の中では一番読みやすいのかなぁ!?いつもと変わらず音楽とセックスは外さないw 自分はまわりの人間とくらべてなんの面白みもない…と思うことって誰でもあるんだな!でも実は僕もみんなと同じで個性的で面白みもある人間なんだ‼︎という教育を子供にしたくなったら読ませるかもし...

村上春樹さんの本の中では一番読みやすいのかなぁ!?いつもと変わらず音楽とセックスは外さないw 自分はまわりの人間とくらべてなんの面白みもない…と思うことって誰でもあるんだな!でも実は僕もみんなと同じで個性的で面白みもある人間なんだ‼︎という教育を子供にしたくなったら読ませるかもしれましん。

Posted byブクログ

2013/11/08

メッタ斬りを中心に読んだ。1冊の本を元にあれやこれやと語り合われてしまう、村上春樹のスゴさを実感。ただなんだか退屈。

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2013/10/18

ノーベル賞は今年も残念でしたね(笑) 29人の評者による,『多崎つくる』評。持ち上げてるのばかりでなくて,めちゃくちゃこき下ろしてるのもあったのは意外だったけど,面白かった。好意的に深読みしすぎてもきりがないし,反撥して揚げ足とっても際限がない,皆で盛り上がれる貴重な作家だなあと...

ノーベル賞は今年も残念でしたね(笑) 29人の評者による,『多崎つくる』評。持ち上げてるのばかりでなくて,めちゃくちゃこき下ろしてるのもあったのは意外だったけど,面白かった。好意的に深読みしすぎてもきりがないし,反撥して揚げ足とっても際限がない,皆で盛り上がれる貴重な作家だなあと。

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2013/10/07

「多崎つくる…」が、東日本大震災の2011年に、阪神淡路大震災とオウム事件の1995年に起きた出来事を巡礼する物語と読めることを本書で初めて知りました。いつもながらの30台男性が主人公ということで読み流していましたが、村上春樹にとって、団塊ジュニア世代の主人公は初めてということで...

「多崎つくる…」が、東日本大震災の2011年に、阪神淡路大震災とオウム事件の1995年に起きた出来事を巡礼する物語と読めることを本書で初めて知りました。いつもながらの30台男性が主人公ということで読み流していましたが、村上春樹にとって、団塊ジュニア世代の主人公は初めてということで、携帯電話と固定電話の使い方、ネット情報との接し方などで、不自然な描写があることもあらためて認識しました。などなど色々と考えさせられる事柄が多い作品ではあります。

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2013/08/17

読書とは、積極的な受動態。春樹先生の文章が嫌いであっても好きであっても、じっくり味わう。ストーリーが気に入らなくても、じっくり日本語を味わう。

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2013/07/28

「色彩を持たない~」の読後、何だかもやもやするから、こんな評論というか感想集というか手にする。何が、どこが、良いってよ?教えてくれよ、おじさんにも…の気分で。数頁読み、こっ、これは…こういう人たちがこんな関心持って読んでいるのか、なるほどこんなんではとても入れないよな春樹ワールド...

「色彩を持たない~」の読後、何だかもやもやするから、こんな評論というか感想集というか手にする。何が、どこが、良いってよ?教えてくれよ、おじさんにも…の気分で。数頁読み、こっ、これは…こういう人たちがこんな関心持って読んでいるのか、なるほどこんなんではとても入れないよな春樹ワールド、といっそうウンザリした気分になる7月末の夕暮れ。

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