「幸せ」の経済学 の商品レビュー
幸福感、価値感が国や個人によって、または家族構成や仕事によって違ってくるのは仕方ない。 デンマークやブータンは幸福度の高さで知られているが、デンマークの全国民を対象とした福祉制度の発達は素晴らしく、童話作家のアンデルセンの平等を尊ぶ精神が今も、引き継がれているのが良い。 もう一方...
幸福感、価値感が国や個人によって、または家族構成や仕事によって違ってくるのは仕方ない。 デンマークやブータンは幸福度の高さで知られているが、デンマークの全国民を対象とした福祉制度の発達は素晴らしく、童話作家のアンデルセンの平等を尊ぶ精神が今も、引き継がれているのが良い。 もう一方の幸せの象徴の国、ブータンでは情報網の発達により、他の国の贅沢さを知り、幸福度がたったの5年の間に半分以下に低落してしまったのが残念だ。
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◼︎経済 A.日本は定常型経済に入りつつある。にもかかわらず、経済成長こそ第一の目標、という考え方がまだ根強い。 B.経済的な豊かさと幸福感は比例してはいない。
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経済学的視点からの幸福度ではありますが、個人の性格が影響することや心理的な面もあることをきちんと述べている。 市民セミナーらしく、わかりやすく、やさしく書かれている。 最後に、やはり政府の政策で、さらに国民は幸福感を感じるはずだと括っているのも好感が持てた。
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- ネタバレ
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経済書というと、身構えがちだけど、読みやすかった。お金持ちイコール幸せと解釈していた過去の経済学。でも、それだけじゃないんじゃないか。幸せって、絶対的でなくて、人それぞれの感じ方。私は、些細なことでも幸せと感じられる心を持っていたいなと思った。そのほうが。たくさん幸せ感じられるから。
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経済を使いどうにかして人を幸せにする学問。 経済的に豊になることがイコール幸せではない。 信じて良いのかは別にしてひとつの考え方としては良い本でないかと思います。
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