エミリ・ブロンテの日記 の商品レビュー
著者が現存する資料などを基に、想像で書いた日記。それをエミリの死後、アンが読みコメントを加え、さらにそれをアンから渡されたシャーロットが読みコメントを加える、という形式。エミリ・ブロンテの人生に関しては、いくつかの伝記を授業のために軽く読んだ程度で詳しくないのでどれほど信憑性があ...
著者が現存する資料などを基に、想像で書いた日記。それをエミリの死後、アンが読みコメントを加え、さらにそれをアンから渡されたシャーロットが読みコメントを加える、という形式。エミリ・ブロンテの人生に関しては、いくつかの伝記を授業のために軽く読んだ程度で詳しくないのでどれほど信憑性があるのかはなんとも言えないが、一つの作品として素直に楽しめるものだった。私の中のエミリ像と大きくぶれるところはなかった。アンのクリスチャンらしすぎるコメントには些かうんざりしたが、これは私が純粋にその類のものが好きではないからかもしれない。他の資料などを調べてから、また読んでみたい。
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