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「正社員」の研究 の商品レビュー

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2018/08/24

ザッと流し読み。 感覚的にそうだよね、ってことが、改めて明示されている。 この本自体から何かを学ぶというより、 今の日本の正社員のあり方について引用するときに使うのが良いかと。

Posted byブクログ

2014/08/03

久しぶりの人事の本。労政時報とか賃金事情を眺めていたころを思い出させる類。「多変量解析」「ダミー変数」とかいう単語を見るのも久々!本書は分析の対象を正社員に絞り、雇用・賃金・労働時間等を分析し、まさに大方の想像通りの結果を叩きだす。「「やはり正社員の相対的価値が高まっている」「正...

久しぶりの人事の本。労政時報とか賃金事情を眺めていたころを思い出させる類。「多変量解析」「ダミー変数」とかいう単語を見るのも久々!本書は分析の対象を正社員に絞り、雇用・賃金・労働時間等を分析し、まさに大方の想像通りの結果を叩きだす。「「やはり正社員の相対的価値が高まっている」「正社員は今後も枠が狭められるだろう」「成果主義・仕事のきつさ、長時間労働という正社員の厳しい特徴も緩和される気配がない」という、執筆前から予想がついた悲観的な結論で筆をおかなければならないことは、残念なことである」(P291)という終章の結びが切ない。真面目でいい本です。

Posted byブクログ

2013/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正社員の実態にフォーカスした研究書。数字のデータが細かくて、私はそこまで興味があったわけではないので、本の後半は数字は飛ばして文章だけ読みました。 どれも、文書にはなってなかったかもしれないが、研究の結果は、誰もがなんとなくわかっていたことがそのまま結果として出てきたということで、納得できるものだった。 しかし、いわゆる日本の会社で働いたことがない私から見ると、結果としてでているものが、本当に日本のマジョリティなのかと驚いた。というのは、周囲から似たような話は聞いたことがあったものの、例えば「上司が帰るまで帰れない」という経験がないので、実感がわかない理由がマジョリティになっているからである。 転職経験のある人が4%という数字が出ていたが、ということは、外資系で働いている人と言うのはそれ以下(外資系は大抵中途採用なので)ということで、マイノリティなのだろうけど、外資系と日系を比べたら、面白いのではないかと思った。 結論として、正社員の地位は今後どうなるかわからないし、正社員の地位を保てたとしても仕事は増えるとかいうことで、将来不安な感じだったのは残念。それが現実なのだろうけど。あくまで研究書ということなので、将来への提言はなくても良いのかもしれないけど、著者の考えを読んでみたかった。

Posted byブクログ

2013/10/11

非正社員の研究は多々あるが、正社員の研究は多くなかったとして、雇用の安定性(辞めない理由、辞められない理由など)、転職、人事評価、賃金・福利厚生、労働時間などを統計調査などの具体的な数字で明らかにするもの。正社員という名のもとに、過重労働を強いられている実態など、日本の労働者に対...

非正社員の研究は多々あるが、正社員の研究は多くなかったとして、雇用の安定性(辞めない理由、辞められない理由など)、転職、人事評価、賃金・福利厚生、労働時間などを統計調査などの具体的な数字で明らかにするもの。正社員という名のもとに、過重労働を強いられている実態など、日本の労働者に対する先行きの不安も見えてくる。

Posted byブクログ