こぐまのミーシャ、サーカスへ行く の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
くまのミーシャ。最初はいたずらずきでわんぱくなくまだな、と思って小気味よく読んでいたのですが、悲しい思いをしている黒ヒョウに「いい子、いい子」してあげようとするシーンで思わず瞳が潤む。うーん、ミーシャ、大好きになってしまった。ひとめぼれで恋をした娘さんにも、思いを告げずに去って行くし、賢くて優しくてかっこいい、くまの子供です。 イジートゥルンカの絵は鮮やか。 とりわけ、ミーシャのコロコロした、小熊らしいかわいさに心が緩む。 トゥルンカはチェコのアニメーション作家なんですね。 この作品が人形劇になったら、さぞかし賑やかで、心温まるものになるでしょうね。 猫丸さん、ご紹介ありがとうございました! 文が多めで、絵本というより、挿絵つきの短めの児童書といった印象です。
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