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宇宙は無数にあるのか の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2013/09/02

どうやらビッグバン以前にインフレーションがあったことは間違いないように思う。 そしてインフレーション理論によると、理論的帰結として 宇宙は一つ(ユニバース)ではなく、 たくさん発生する(マルチバース)ことになるようである。 相変わらず宇宙の話は面白い。

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2013/08/28

夏は宇宙でしょ。大空の星々を眺めながら宇宙の果てに思いをはせる。しかし本書を読むと「夢」は物理に。 少年のころ、「宇宙の果てはどうなっているんだろう?」と考えていたら眠れなくなった。たしか小学4年生ぐらい。月にアポロが着陸してテレビに釘付けになった。 宇宙の果てはどうなっているの...

夏は宇宙でしょ。大空の星々を眺めながら宇宙の果てに思いをはせる。しかし本書を読むと「夢」は物理に。 少年のころ、「宇宙の果てはどうなっているんだろう?」と考えていたら眠れなくなった。たしか小学4年生ぐらい。月にアポロが着陸してテレビに釘付けになった。 宇宙の果てはどうなっているのか?は未だに少年の頃と同じ思い。 本書はその答えの可能性を提供してくれる。 まず我々の宇宙が生まれて137億年は定説だけど、宇宙の果ては137億光年ではない、というのに驚愕した。 我々が見ているのは確かに137億光年から来る宇宙の光だが、もちろんそれは137億年前の光。この137億年でその宇宙の果ては、当然ながら広がり続けている。で計算によると420億光年先まで広がっているんだそうだ。 そしてその先にあるのは? マルチユニバース。つまり少しパラメーターの違う複数の宇宙が存在している。その数10x10の118乗以上?? しかし人類が生まれたのは偶然ではなく必然、という哲学的な考え方を物理学者がしているのは驚き。それもロジカルに。 つまりそれだけの数の宇宙が存在すると、人類が生まれる条件をもった宇宙も一つぐらいある、というわけ。 で、それらは多次元(4次元以上)なので3次元の世界にいる我々には観測することが出来ない。 ちょうど水平線の先がどうなっているか見えないように....。 という創造を超えた理論物理学のお話です。

Posted byブクログ

2013/08/19

さとかつさんの本、久しぶりに読んだ。こういう本読んで、宇宙やりたくなる学生増えるといいね。“できるかぎりシンプルで美しい究極の法則を探し出すことが、物理学者の重要な目的であり、研究を進める動機”ってとこなんて、いいですね。まあ、楽しめる。

Posted byブクログ

2013/08/10

もっと図があったほうがわかりやすいと思う。わかり易さや内容の細かさを考えると、村山斉さんの著作の方が好みかな。

Posted byブクログ

2013/07/30

宇宙論発展のおさらいから,自身の業績であるインフレーション理論の紹介,人間原理の解説。口述筆記らしく,読みやすい。人間原理はやっぱり哲学だなぁ。科学はどこまで有効なんだろう。

Posted byブクログ

2013/09/01

紀伊國屋書店新宿本店で購入しました。 (2013年6月29日) 読み始めました。 (2013年8月28日) あー、勉強になります、この本。 よく編集してある。 (2013年8月30日) お薦めします。 (2013年9月1日)

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