1,800円以上の注文で送料無料

さよならは小さい声で の商品レビュー

4.1

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/02/17

図書館の背表紙に「エッセイ集」と書いてあったことと、各サブタイトル?や合間に挟まれる写真がシンプルで落ち着いた感じだったので借りて読んでみました。 初めて読む著者さんだったので、著者の背景や交友関係はさっぱり分かりませんが、全体的に異性(女性)との関わりの話が多いのと、著者は「な...

図書館の背表紙に「エッセイ集」と書いてあったことと、各サブタイトル?や合間に挟まれる写真がシンプルで落ち着いた感じだったので借りて読んでみました。 初めて読む著者さんだったので、著者の背景や交友関係はさっぱり分かりませんが、全体的に異性(女性)との関わりの話が多いのと、著者は「なにひとつ順応できずに単に日本から逃げ出し」た結果、渡米したようですが、私に言わすと国外に逃げるのは経済力と行動力と勇気がないと出来ないのでは…?と思うのでそこら辺はイマイチ共感出来ず。なので海外の話はおとぎ話みたいだなぁと思いながら読んでました。あと、2章は結構赤裸々に綴られている気がしたのですが、ここまで公開して大丈夫なのだろうか…と余計な心配をしてしまいましたw 個人的に一番良かったのは、「お金の使い方」でした。お金に関する本を1冊読むより、このエッセイを数ページ読む方がためになるというか。特に消費・浪費・投資はなるほどと思いました。 あとは、「人生の灯りとなる本」も、十代の頃に、自分がその世界に入り込める本と出合えるとよいと思うというのは共感しました。最近読んだ本よりも十代の頃に読んだ本の方が心に残っているのは、単に時間があったからだけではないのでしょうね。

Posted byブクログ

2024/02/04

弥太郎さんの弥太郎節が変わらず光っていた。 こんな風な女性でいたいな、と思わせる女性がたくさん出てくる。思わず自分の手を見たりして笑ってしまった。いくつになっても凛として生きたいと思った。 後半はロマンティック。

Posted byブクログ

2023/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほっこり、ちょっぴり切ないエピソードが たくさん詰まっています。 とっても読みやすくて絡まった心の糸を ほどいてくれるような松浦さんの言葉使いは本当に素敵です。 温かいコーヒーを飲んだ後のような心地がします。 ⭐️失敗ノート ⭐️おろかだと思われてもたくさんの人に夢を話し続ける。話せば話すほど自分の心の中でもほんとうの夢になり、それはまたたくさんの人にとってもろんとうの夢になって届く。 夢を百人の人に話せばその夢は必ず叶うという諺がある。 ⭐️値段で迷っているなら無理してでも買う。 値段以外で悩んでいるのなら絶対買わない。 ⭐️さよならは小さい声で 先生と秘密のさよならをして今日は帰ろう 秘密だから誰にも聴かれないように ⭐️愛し合ったあとは手を繋ぐ どんな格好で寝てもいい

Posted byブクログ

2022/05/07

雑誌「暮らしの手帖」を読むようになって、筆者の考え方に共感、本を手に取ってみました。 日常にはきっとたくさんの宝と呼べるような、もの、人、時間がたくさん眠っていてそれに気づける松浦さん(筆者)は素敵だと思いました。 いつもは、やり過ごしているような小さな日常をよく見て宝物に気づけ...

雑誌「暮らしの手帖」を読むようになって、筆者の考え方に共感、本を手に取ってみました。 日常にはきっとたくさんの宝と呼べるような、もの、人、時間がたくさん眠っていてそれに気づける松浦さん(筆者)は素敵だと思いました。 いつもは、やり過ごしているような小さな日常をよく見て宝物に気づけるようになりたいと思わせてくれるような本でした。 ところどころに入っている写真も空気感というか、何だか映画の様で素敵でした。筆者の日常風景が、頭に思い描けて、まるで映画を観ているような感じで読み進みました。

Posted byブクログ

2021/11/07

松浦弥太郎さんの本の中で、 一番好きかもしれない一冊。 忙しない日常の中で忘れていた人を思いやる気持ち、 自分の時間を過ごす大切さを 思い出させてくれる。 文章が柔らかくてほんのり温か、 言葉の一粒一粒が心にするりと入ってくる。 これからの人生で 私を何度も助けてくれる一冊...

松浦弥太郎さんの本の中で、 一番好きかもしれない一冊。 忙しない日常の中で忘れていた人を思いやる気持ち、 自分の時間を過ごす大切さを 思い出させてくれる。 文章が柔らかくてほんのり温か、 言葉の一粒一粒が心にするりと入ってくる。 これからの人生で 私を何度も助けてくれる一冊になりそう。

Posted byブクログ

2020/09/22

うつくしいけれど人間味のあるエッセイ集。松浦弥太郎さんの言葉はまっすぐで丁寧に綴られていてとても好き。自分のダメなところも愛したくなる、そんな本だった。

Posted byブクログ

2023/07/30

今の自分にいちばんほしい言葉を、本に求めてしまうことがある。 この本は、旅先の大阪の古本屋でいちばんに手に取った。 「さよならは小さい声で」というタイトルに、 寂しくも、なぜか目が離せなくなってしまった。 著者、松浦弥太郎さんの、旅先での人との出会いについて。 この人の周りは...

今の自分にいちばんほしい言葉を、本に求めてしまうことがある。 この本は、旅先の大阪の古本屋でいちばんに手に取った。 「さよならは小さい声で」というタイトルに、 寂しくも、なぜか目が離せなくなってしまった。 著者、松浦弥太郎さんの、旅先での人との出会いについて。 この人の周りは、こんなに素敵な知り合いが溢れてるのか。と思ったが、違う。 松浦さんが、とてもとても魅力的なのだ。 お会いしたことはないのに、すぐそばにいるような気がする。文章から伝わってくる、ひとのあたたかさ。 相手に対する、尊敬やおもいやりのまなざし。 心地よく、安心するのに、なぜかドキドキしている。。 まさにラブレターのようなエッセイ。 わたしにとって間違いなく、ずっと心に残る大切な本。

Posted byブクログ

2019/05/18

「年齢を重ねる、または心の歳を取るということは、一歳、そして一歳と、美しくなるということ。人は美しくなるために生きている。人は瞳を磨くために生きていると思った。」(97 ページ) 人から送られる言葉を大切にしたり、 溢れ出す素直さで瞳を輝かせたり、 何気ない日常を味わって心を豊...

「年齢を重ねる、または心の歳を取るということは、一歳、そして一歳と、美しくなるということ。人は美しくなるために生きている。人は瞳を磨くために生きていると思った。」(97 ページ) 人から送られる言葉を大切にしたり、 溢れ出す素直さで瞳を輝かせたり、 何気ない日常を味わって心を豊かにしたり、 『知らない』と言える勇気を持ってみたり。 探してみれば、 世界はすてきな人たちで溢れかえっている。 私の目はキラキラしていますか? 自分の瞳に自分の心が現れることに気付かされるエッセイ集。

Posted byブクログ

2016/06/11

さらっと素敵なことが書いてある。松浦さんのコミュニケーションのとり方がいい。人の懐に入るのも、人を受け入れるのもとてもナチュラルで、思いやりも深い。 NYのカフェで毎朝パンケーキを食べるおばあさんとのやりとりが可愛らしかった。こんなふうに人と関われたら、見える世界が変わりそう。

Posted byブクログ

2016/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

松浦弥太郎さんの本は何冊も読んだ。(だいたい同じことを主張されていることがわかっているというのにもかかわらず!)自分の心の中の最もストイックな部分で共感できるので、そこが好きだから読んできたけれど、これは低評価。 その理由は、松浦さんの恋愛事情が明かされるから。(そんなことを明かしているつもりはないのかもしれないが、読めてしまうから)ファンとしては、嫉妬するしかない。 でも好きなので、★三つ。 それでも記憶に残るエピソードはいっぱいあった。 ニューヨークに行きたくなる。

Posted byブクログ