パラダイムと科学革命の歴史 の商品レビュー
第1章 記録的学問と論争的学問 第2章 パラダイムの形成 第3章 紙・印刷と学問的伝統 第4章 近代科学の成立と雑誌・学会 第5章 専門職業化の世紀 第6章 パラダイムの移植 補章 その後の変革とデジタル化―四十年の時を経 著者:中山茂(1928-、尼崎市、科学史...
第1章 記録的学問と論争的学問 第2章 パラダイムの形成 第3章 紙・印刷と学問的伝統 第4章 近代科学の成立と雑誌・学会 第5章 専門職業化の世紀 第6章 パラダイムの移植 補章 その後の変革とデジタル化―四十年の時を経 著者:中山茂(1928-、尼崎市、科学史)
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140726 中央図書館 科学史というよりも、大学などアカデミズムの役割や意味についてのエッセイのようだ。
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本書の原典である『歴史としての学問』のその後を知りたく、手に取った。あとがきでは著者自身が「自分の仕事について論じる最後の機会」と述べている。学問のデジタル化により、議論が双方向的に促進されることを推定し、学問がさらに市民社会に広がるとした。最後に「学問論も科学革命」を受けると指...
本書の原典である『歴史としての学問』のその後を知りたく、手に取った。あとがきでは著者自身が「自分の仕事について論じる最後の機会」と述べている。学問のデジタル化により、議論が双方向的に促進されることを推定し、学問がさらに市民社会に広がるとした。最後に「学問論も科学革命」を受けると指摘している。このことから学問と科学を扱う大学も、革命を受け入れざるを得ない時代だと感じた。
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2013 8/28 第3章まで読了。札幌の紀伊國屋書店で購入。 図書・図書館史授業用。札幌の紀伊國屋をぶらぶらしていて目に入り、これ使えるんじゃないか・・・と気付き買った。 とりあえず中世ヨーロッパにあたる部分まで読了。 特に「天変占星術型の記録的学問」と「ソフィスト-諸子百家...
2013 8/28 第3章まで読了。札幌の紀伊國屋書店で購入。 図書・図書館史授業用。札幌の紀伊國屋をぶらぶらしていて目に入り、これ使えるんじゃないか・・・と気付き買った。 とりあえず中世ヨーロッパにあたる部分まで読了。 特に「天変占星術型の記録的学問」と「ソフィスト-諸子百家流の論争的学問」を対比していて、東洋・中国が前者より、西洋が前者も多く入りつつ後者の要素を含むものであるとして、ギリシアまわりの話をいろいろ入れてくれているところが有難い。 授業の学問史的な側面で参考になりそう・・・パラダイム概念の拡大的利用にはいささか疑問も覚えるけど。
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30年ほど前に出した「歴史としての学問」というタイトルの復刊本。トマス・クーンの「パラダイム論」を中心に科学史について論じている。「パラダイムシフト」に代表されるように言葉だけが本来の意味を見失い、暴走している感があったが、源流はここにあったようです。
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