アオイホノオ(10) の商品レビュー
もの作りを志す人の、 野望と、 高揚と、 緊張と、 挫折感と、 浮上…。 これ一冊でそれらがすべて実感できる! いやー、濃い! そして今後も目が離せません。
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自作アニメと、あだち充のタッチが生まれるころの話でした。 「子供の時から!! 俺がTVを観て好きになった作品は… ことごとくヒットしていた! ……略 まず一回俺のところに見せにきてくれれば… (ヒットするかどうか)俺が全部教...
自作アニメと、あだち充のタッチが生まれるころの話でした。 「子供の時から!! 俺がTVを観て好きになった作品は… ことごとくヒットしていた! ……略 まず一回俺のところに見せにきてくれれば… (ヒットするかどうか)俺が全部教えてやるのに!!」 という自意識過剰系勘違い、、、実は、私も子供の頃していました(笑)。 そんな痛い過去を思い出してしまいましたが、面白いマンガでした。
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渾身の力作がウケず黒歴史となってしまい、のたうち回るホノオ君。わかるなぁわかるなぁ~~。それにしてもそんなクリエイターの伴侶の素質充分なトンコさんの魅力が炸裂の巻。ホノオ君がんばれw
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相変わらず痛々しい、いや挫折感と言う意味では今迄で1番痛々しいかも。 青い、本当に青いなぁ。そして、そこがいい。
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常勝明訓に挑む、星飛雄馬の戦いが真に始まらんとしていた―― 奇しくも時代は、あだち充による『タッチ』、連載開始前夜! 常勝明訓とはドカベン庵野秀明含むプレ・ガイナックス組、 星飛雄馬とは自己のホントの資質を未だ知らずファーストピクチャーズショーでめった打ちを喰らう焔燃であった、 ...
常勝明訓に挑む、星飛雄馬の戦いが真に始まらんとしていた―― 奇しくも時代は、あだち充による『タッチ』、連載開始前夜! 常勝明訓とはドカベン庵野秀明含むプレ・ガイナックス組、 星飛雄馬とは自己のホントの資質を未だ知らずファーストピクチャーズショーでめった打ちを喰らう焔燃であった、 だが、 此処から焔の再生が始まるッ!! てなわけで時代の証言としてもメイキング島本和彦作品としても興味深いんでした。 庵野監督の才能とかまじ同じ道を志す人を凹ませてたのやろうなあ、 『炎の転校生』も『逆境ナイン』も、島本先生の人生から絞り出されたものだったのと知る、無邪気に笑って読んでましたけど。 未来のヒントは周囲にあり、求められるのは洞察である。若き燃君が見えて無かったのは眠れる○ホの才能!そして、あと"熱血"も"野球"も彼の生の中にあって、描けば良いのさ、ア○のパワーに包んで!!!
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ついにホノオの作品がたくさんの人間に見られる10巻。渾身の出来だったからこそ・・・ 自分にはわからない。自分が作ったものは自分が見た限りではわからない。そうなんです、わからないからこそ他人に見せるのですがそれがまた微妙だったとしたら。出来れば時間を戻したい、失敗を取り消した...
ついにホノオの作品がたくさんの人間に見られる10巻。渾身の出来だったからこそ・・・ 自分にはわからない。自分が作ったものは自分が見た限りではわからない。そうなんです、わからないからこそ他人に見せるのですがそれがまた微妙だったとしたら。出来れば時間を戻したい、失敗を取り消したい、そう感じてしまうのは必然なんです。だからさ、そんなさ、悲しむなよホノオ。会場から出てきたときのみんなの表情がとても印象的な回でした。死んだような目をしたやつらの行軍、実際現実で見たとしたら強烈そうです。 アホになれ。失敗した、深いキズを負った、後戻りはできない。だからこそのアホ!ヒロインであるトンコさんの逆転の発想により一筋の光明を得たホノオ。アホのパワーで壁をぶちぬく!そうだそれこそ島本和彦じゃねぇやアオイホノオだ!ある意味これあだち充のおかげだな。 屁理屈ばかりこねてきたなんちゃってクリエイターホノオもついにプロへの一歩を歩み出した模様ですね。ここからアホみたいな作品で周りを賑やかせていく人物になるのかな?暑苦しいほどのアホを期待したいと思います。作中で「タッチ」を内容の分からないオシャレなタイトルといっていましたが、ホノオが現代のラノベやマンガの長いタイトルを見たらどう思うか聞いてみたい。
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「俺は、もう…作品なんか作らないほうがいい…100%誰が観てもすばらしい名作ができるまで、もう二度と発表もしない!! うかつな発表は俺を傷つける!!」 こんな後ろ向きなセリフを、拳を握り締めながら言うのがたまらん。
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