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内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/01/21

※第二次安倍内閣発足当初2013年(10年以上前)の言論である。 本タイトルを見て期待した内容は「日本でもし戦争が起こるとしたらどのようなケースがあるか。また戦争が開始されると、どのような被害がシュミレーションできるか」だったが、実際は「日本で戦争が起こることはどれほどマイナスな...

※第二次安倍内閣発足当初2013年(10年以上前)の言論である。 本タイトルを見て期待した内容は「日本でもし戦争が起こるとしたらどのようなケースがあるか。また戦争が開始されると、どのような被害がシュミレーションできるか」だったが、実際は「日本で戦争が起こることはどれほどマイナスなのか」をテーマにした書だった。 各章評価(5点満点) 保坂正康2.4 東郷和彦1.5 富坂聡3.8 宇野常寛3.1 江田憲司2.7 鈴木邦男2.7 金平茂紀2.5 松元剛3.3 2012年尖閣諸島のニュースが話題になり、「毅然とした姿勢で」とか「戦争やむ無し」などの世論が興った。しかし尖閣諸島は沖縄県の圏域ということを忘れている。そして当然、この場所での有事の際は、最も沖縄県が危険にさらされる。日本(本土)は沖縄県そっちのけで尖閣問題を議論している174 GDPで日本を越えた中国はしかし、人口比からして日本の10倍の人口に対する行政サービスをしなくてはならない国。中国という国は、国民が先進国並みの権利を国に対して求めないことでようやく成り立っているフィクション71

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2016/12/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

2013年刊行。  「軍事」「中国」「日米関係」を軸に据えるエッセイ集。  安定の中国ウォッチャー富坂聡。  鋭利な江田憲司(江田が本書で指摘する橋本龍太郎の、日米・日露間の外交模様は「検証 日露首脳交渉」「同盟漂流」に詳しい)。  (普天間・辺野古は一応マスコミでも色々取り上げられているが)意外と知られていないが、今も許容範囲を遥かに超えている嘉手納基地爆音問題に言及する松元剛。  このあたりが目を引くところ。  あとはそれなり。  なお、自称リベラルはホントにリベラル?宇野常寛。

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2014/10/30

陸軍士官学校に入れば戦死することは少ない。結局命令によって前線で苛酷な戦いを要求される兵士と広報で戦争を指揮する参謀の2つの構図が生まれる。 抑止と対話は国際政治の教科書で、国家間の緊張が高まった時に撮られるべき2つの政策。 抑止に必要な力を持つための金は国民から出るが臥薪嘗...

陸軍士官学校に入れば戦死することは少ない。結局命令によって前線で苛酷な戦いを要求される兵士と広報で戦争を指揮する参謀の2つの構図が生まれる。 抑止と対話は国際政治の教科書で、国家間の緊張が高まった時に撮られるべき2つの政策。 抑止に必要な力を持つための金は国民から出るが臥薪嘗胆を必要する。 国連が万能だなんて誰も思っていない。 橋本首相は歴史や伝統に対する深い洞察力に基づく雑談能力があった。

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2014/05/25

1年前でも危機を感じるべきなのに、何もせずに1年過ぎて、さらに戦争に向かう国にさせてしまったことを知らしめる内容。 後輩・宇野常寛君も名を連ねていますが、琉球新報・松元剛さんの書く現実に向き合って考えてほしいです。

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2014/01/08

8名の著名人が、国防、外交を論じている。 改憲賛成の立場で書かれているものが多い。 メディアというフィルターを通して情報を得る僕らは、気をつけて情報を読みとらなければならないと思った。

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2013/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目6箇所。「日本の侵略を許さない気持ちに変わりはない。もう二度とわれわれに戦争を仕かけないでくれよ。そのときはまた戦わなければならないから」と漏らした中国人やフィリピン人の言も聞いた、それを聴きながら、私は複雑な思いを持ったのである。何をもって「最低限」というのか、それは世界情勢の中での日本の相対的位置において日本にとって必要とされる、過不足のない防衛力でなければなるまい。汚職で摘発された官僚の資産が公開されることも少なくありませんが、そのとき「」痴呆の役人でありながら20~30戸というマンションを保有していたなどというケースはけっして珍しくありません。デモ隊のほとんどは無職でその日暮らしの人々です、パナソニックの歴史どころか、日本の正確な位置さえ知らない人々だったはずです。幕府軍は敗れ、日の丸も捨てられるはずだった、ところが明治政府は、日の丸を日本の国旗にした、「敗軍の旗」を新国家の旗にしたのだ、それほど寛大な国だ。

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2013/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

右翼であるはずの鈴木邦男氏の主張がもっとも心に響く。似非愛国者たちに伝えたい言葉。国を愛すればこそ、もう戦争は要らない。憲法を改正すれば問題は解決する、という簡単なものではない。もっと世の中は複雑で難しいものなのに。と、考えさせられる。

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2013/07/02

内容としては無駄に同じことを繰り返していて妙に難しく書きすぎている部分も多々あったと思うが、全体的に日中間の関係について読み取ることができた。だが、重要なこととこれで伝えたかった部分に関してはもっと簡潔にわかりやすくまとめられたと思う。値段が値段なのであまり納得は行かなかった。

Posted byブクログ