戦国ケンタウロス(1) の商品レビュー
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これは新しすぎる 戦国時代の異端児にして覇王たる織田信長すら畏れた武田家をここまで、異色尽くめのキャラを揃えて描くとは、一言には尽くせぬ驚嘆すべき才 ジャンルは歴史漫画だが、主人公が人外なるケンタウロスとなれば、邪道も邪道。しかし、そこがイイっっ。歴史を主題にする漫画で大事なのは...
これは新しすぎる 戦国時代の異端児にして覇王たる織田信長すら畏れた武田家をここまで、異色尽くめのキャラを揃えて描くとは、一言には尽くせぬ驚嘆すべき才 ジャンルは歴史漫画だが、主人公が人外なるケンタウロスとなれば、邪道も邪道。しかし、そこがイイっっ。歴史を主題にする漫画で大事なのは、いかに読み手の度肝を抜く奇抜な設定を組み込めるかどうかである 絵が端正で、濃いくどさがないので、読み飽きず、疲れない また、基盤をギャグちっくにしつつも、史実から大きく逸れていないのもポイントが高い 歴史漫画が好きなら、押さえておきたい一冊 ただ、これはあくまで私個人が物足りないと感じた点だが、話間のオマケ1コマ、これ自体は切れ味があって悪くないのだが、四コマ漫画を挟んで欲しかったかな 個人的にお気に入りなのは、見た目で言えば、飯富原四郎殿で、中身で言えば、三条の方 あと、何気に「不麗面」は巧くて、噴き出してしまった
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週刊漫画times本誌にて興味深かったので購入。武田信玄の若かりし頃に北欧神話の半獣をぶっこむ意欲作。 人であり馬なのだ。上半身が人であるが、特性は馬のものを引き継いでいる馬場信房。でかい声を出せば怯み、発情すればフレーメン反応をみせる。しかし、そういった馬なれど心は人間以...
週刊漫画times本誌にて興味深かったので購入。武田信玄の若かりし頃に北欧神話の半獣をぶっこむ意欲作。 人であり馬なのだ。上半身が人であるが、特性は馬のものを引き継いでいる馬場信房。でかい声を出せば怯み、発情すればフレーメン反応をみせる。しかし、そういった馬なれど心は人間以上に優れた男。自分の主である晴信のために粉骨砕身頑張る姿には忠臣という言葉が似合います。馬の特性を活かしつつも立派な武士としての姿も描いていって欲しいです。 武田周りの史実。たいがいこの時代のことが描かれるときは信長や秀吉サイドが取りざたされ武田陣営はあまりフューチャーされないのが世の常ですが、こうして武田信玄が出来上がるまでを知れる機会に巡り会えたのが非常に面白いです。武田信玄というと風林火山の軍旗を片手に武田騎馬軍団を操る猛将みたいなイメージですが、この作品ではコンプレックス丸出しのゲコカエルですからギャップはありますが、こちらのほうが身近に感じる仕様となっています。後ろ向きを経験した上司のほうがボクも信用できますね。これからもどんどん武田家のあれこれをこの作品を通して楽しく知っていきたいです。 設定的には大分突拍子もない作品ですが、そこには戦国愛を充分に感じる熱さが備わっています。是非連載が続いて欲しいです。
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