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ゆうわく海の家 の商品レビュー

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海の家を舞台にした安定印の官能ラヴコメロマン

タイトルにもある海の家を舞台にした「ひと夏の経験」が、予想を越えて就職浪人中な主人公(22歳)の人生をも変えていく官能ラヴコメロマンス物語。 冒頭よりやけに気風の良い母親が出てきて主人公を強引に海へ行かせるのだが、この海の家を切り盛りする女性(母の後輩・36歳)がまたガサツ...

タイトルにもある海の家を舞台にした「ひと夏の経験」が、予想を越えて就職浪人中な主人公(22歳)の人生をも変えていく官能ラヴコメロマンス物語。 冒頭よりやけに気風の良い母親が出てきて主人公を強引に海へ行かせるのだが、この海の家を切り盛りする女性(母の後輩・36歳)がまたガサツというか男勝りで異彩を放っている。これが情交時には可愛らしくなるのもさることながら、「姉さん」と慕う母との関係でオモシロ可笑しい設定を盛り込んでいるところに作者の自由なアイデアを感じた。この女性の弟とかつて恋仲だったメインヒロン(28歳)や、女性の姪っ子で主人公の幼馴染みでもある女子大生(18歳)にビーチバレーのアイドル選手(23歳)が入り混じるココロとカラダの人間模様が心地良い。海の家は皆の拠り所なのである。 官能面においても、押しに弱かったり実はMっぽかったりする「昂ぶってからの豹変ギャップ」が淫猥度を高め、深い想いを抱く生娘の健気さがこれに競演している。岩場の影もあったが基本的には海の家での営みばかりだったので、シチュエーション的にはもう少しバラエティを持たせるとさらに良かったかもしれない。 どちらにせよ、コミカルなテイストが効果的に散りばめられた胸キュンなラヴストーリーが淫靡な官能描写と共に楽しめる作品であり、作者が自信を持って執筆していると思わせる安定した路線を今後も楽しみにしたい。

DSK

2015/08/12

 表紙の左下に小見出しあり「バイトのお姉さんたちに水着で迫られて・・・」ハーレムストーリーの王道である。読む価値はないが読んで悔なし、人生とは無駄な時間の連続なのである。そう思わねば長生きはできない(笑

Posted byブクログ