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東京裁判を批判したマッカーサー元帥の謎と真実 の商品レビュー

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2019/08/25

極東国際軍事裁判は開戦当時にはなかった「平和に対する罪」や「人道に対する罪」といった事後法で裁いたことと、結果として戦勝国の理論で敗戦国の指導者を処刑したがそのある種見せしめが次の戦争の抑止力とはならないという点で失敗だった、という論旨をよくわかった。その2点に関して東京裁判は誤...

極東国際軍事裁判は開戦当時にはなかった「平和に対する罪」や「人道に対する罪」といった事後法で裁いたことと、結果として戦勝国の理論で敗戦国の指導者を処刑したがそのある種見せしめが次の戦争の抑止力とはならないという点で失敗だった、という論旨をよくわかった。その2点に関して東京裁判は誤りだったというのだ。 それと天皇の戦争責任がなぜ問われなかったか?についても記述があるがいまいち腑に落ちなかった。豪を除く連合国はなぜ占領前から天皇の責任を問わないことを決めていたのか、議論しているうちにいろいろな新たな問題が出て自然消滅的にたち消えになったというのはどうも納得できなかった。

Posted byブクログ

2013/11/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

マッカーサーはなぜ東京裁判の判決と宣告刑を支持したのか?戦争がまったく無益でものであることを再び訴え、日本国民に対して、彼らの指導者に対する判決は復讐と懲罰の精神から行われたものでないことを印象づけるように努力した  戦争は今日いかなる国際法からしても違法ではない。戦争を犯罪とすることは、今後の国際法の課題である 

Posted byブクログ