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都市近郊ではじめる年収500万円からの不動産投資 の商品レビュー

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2013/06/07

一般サラリーマンが不動産投資を始めるなら、首都圏郊外の新築アパート一棟買いがオススメですよ。と主張する本。 そしてそれ以外、大して得るものもない。 著者が指摘する通り、年収が一千万円もいかないような(私のような)サラリーマンが不動産投資をするなら、都心で細々と区分投資をするより...

一般サラリーマンが不動産投資を始めるなら、首都圏郊外の新築アパート一棟買いがオススメですよ。と主張する本。 そしてそれ以外、大して得るものもない。 著者が指摘する通り、年収が一千万円もいかないような(私のような)サラリーマンが不動産投資をするなら、都心で細々と区分投資をするより、手堅い需要が見込める郊外エリアを探し出し、一棟買いするほうが投資の妙味は味わえると思う。 とはいえ、この人、そういうコンサル的なことを実際にしたことあるのかな。 5,000万円以下の物件で、郊外で、実質利回り8~10%狙える新築アパート・・・と探すと、一般投資家がネットで探す限りでは、対象となる売り物件は限りなく少ないのが現状。 そのうえでその地域のニーズに根差した物件選定を・・・と言っても、そもそもそんな選択肢がない。 もちろん、プロが得ている上流の情報網ではそういった物件も結構出ているのかもしれないけれども、そういう人を対象読者にしているわけでもなかろう。 初めて取り組む人にとっては、あまり具体的なステップは見えないし、ある程度類書を読んだ人からすると、「管理会社選びが大事」「事前のリスクマネジメントが大事」という鉄則が書かれているだけで物足りない部分がある。 最初の一冊にも推奨できないし、理解を深めるのにも推奨できない、かなあ。

Posted byブクログ