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上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2023/09/29

ストーリー仕立てというか、テレビ番組っぽいちょっと鼻に付く感じではあるが、読みやすくやすくて、入門編としては良いのでは。

Posted byブクログ

2023/09/01

若い女性を主人公仕立てに作られている。その女性が絵画の前にいたり館内を歩いてる写真が多くて美術の案内として純粋に楽しめなかった。常設展のモデルコースとしたら参考になるかもしれないが。 わざわざ題に、上野に行って‥と付けるなら西洋美術ではないが、JR上野駅の猪熊弦一郎や平山郁夫氏ら...

若い女性を主人公仕立てに作られている。その女性が絵画の前にいたり館内を歩いてる写真が多くて美術の案内として純粋に楽しめなかった。常設展のモデルコースとしたら参考になるかもしれないが。 わざわざ題に、上野に行って‥と付けるなら西洋美術ではないが、JR上野駅の猪熊弦一郎や平山郁夫氏らの作品にも触れて欲しかった。

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2019/11/07

国立西洋美術館の入門書としては適しているが、少し演劇がかっていて興醒めになる部分もある。 絵画史としての本としては物足りなく、素人の率直な感想が大半で読むのが辛い時もあったが、国立西洋美術館の常設展を観るにはとても便利な一冊。

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2018/05/13

庭の彫刻作品 庭園内に6体の彫刻 5体はオーギュスト・ロダン 地獄の門 鋳造された作品 イタリアの詩人ダンテ・神曲の名前から 当初の構想→フィレンツェ洗礼堂にあるギベルディの天国の門(均整のとれた作品)→生々しい造形 門の上に3つの影→3人の男性像は同じものだが角度によって異な...

庭の彫刻作品 庭園内に6体の彫刻 5体はオーギュスト・ロダン 地獄の門 鋳造された作品 イタリアの詩人ダンテ・神曲の名前から 当初の構想→フィレンツェ洗礼堂にあるギベルディの天国の門(均整のとれた作品)→生々しい造形 門の上に3つの影→3人の男性像は同じものだが角度によって異なる像に見える 西洋画 ルネッサンス期 最初のルネサンス絵画 1425~27年マザッチョ・楽園追放 作者と作品名がセットで伝わる中世 聖ミカエルと龍(作者不明) トスカーナ地方のシエナ・シエナ派 館内で最古の絵 最後の展示 20世紀→歴史の評価が定まっていない・歴史がどんなジャッジを下すのか知りたい ジョアン・ミロ 小さな子が無心で書いたような作品 第一次世界大戦 普段は自分の意識の下に隠れているものをさらけ出す→シュルレアリスム 19Cと20Cの絵画をつなぐナビ派 印象派→光を捉えることを唯一の目的にして作画 当初は批判「彼らは風景を表現していない。自分の感覚を表現しているだけだ。印象主義者だ」 モネ 睡蓮 1863年 マネ「草上の昼食」 裸婦人 神話などの場合以外で裸体→批判 1865年 オランピア→大批判 1783年 マリーガブリエル・カペ「自画像」 女性の作家 有力者の肖像画を描く仕事→自分ならこんな風に書ける。 バロック時代 1612~13年 ペーテル・パウル・ルーベンス「眠る二人の子供」  フランダースの犬の主人公ネロが見たかったルーベンス アントワープ大聖堂のキリスト降架、キリスト昇架→両作品の迫力は驚くべきもの 1610~14年 エル・グレコ「十字架のキリスト」 祭壇画 涙の描写

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2017/11/21

学生の頃、よく美術館に行った。 結婚する前も、そこそこ美術館に行っていた。 結婚し、子供が出来、社会的責任が出来た頃からだろうか。 美術館から足が遠のいていた。 昨年秋。知人のすすめである美術館の企画展に足を運んだ。 その企画展も素晴らしかったのだが、併せてみた常設展に...

学生の頃、よく美術館に行った。 結婚する前も、そこそこ美術館に行っていた。 結婚し、子供が出来、社会的責任が出来た頃からだろうか。 美術館から足が遠のいていた。 昨年秋。知人のすすめである美術館の企画展に足を運んだ。 その企画展も素晴らしかったのだが、併せてみた常設展によりいっそう感動した。 時を前後して、この下北沢B&Bという書店でこの本と出会った。 主人公のOLが平日半休を使い、インディペンデント・アートコンシェルジェに依頼して、上野の国立西洋美術館の常設展をじっくり鑑賞するという設定。 コンシェルジェの案内は、前庭のロダンの彫刻からはじまっていく。 素朴な疑問に対する、親切な受け答え。 平日午前ということもあり、二人は入館後順路を、あえて逆回りしていく。 「現在から過去へ眺めていくと、歴史の転換点、因果関係、後世に真に影響を及ぼしたのはどの作品なのか、そういったことがかなりはっきりとしてきます」 2時間ちょっとの西洋絵画への旅を終えたコンシェルジェは、語りかける。 「その画家が生きた時代の空気、社会の全体像までが作品には入っている気がしませんか。それだけのものがぎゅっと詰まっているのですから、絵を観るってなかなかエネルギーが要ることです」 「わたくしたちが彼らの絵を観て心を動かし、その揺れをまただれかに伝えていく。そうした連環があればこそ、作品が永い命脈を保っていけるのです。今日ここでわたくしたちが作品を観る。それが美術史の一歩を刻むことになる。大げさに言っているのではなく、ほんとうにそう考えていいと思いますね」 芸術は特別な一握りの人のためではない。 観る人感じる人すべてのものなのだ。

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2016/01/21

上野美術館に訪れた読者を、コンシェルジュの方(ちびまるこちゃんに登場するひでじいのようなイメージ)が絵画を解説しながら案内してくれるという、変わった形式の本です。僕は美術館に行っても美術品をどう見たらいいか分からずいつも手持ち無沙汰になるのですが、そんな方にオススメです。例えば、...

上野美術館に訪れた読者を、コンシェルジュの方(ちびまるこちゃんに登場するひでじいのようなイメージ)が絵画を解説しながら案内してくれるという、変わった形式の本です。僕は美術館に行っても美術品をどう見たらいいか分からずいつも手持ち無沙汰になるのですが、そんな方にオススメです。例えば、この本では西洋絵画を20世紀から遡りながら見ていくのですが、19世紀の社会的影響が20世紀の絵画の傾向に表れているように、美術品を点ではなく線で見ようとしています。そもそも、どのように美術品を楽しんだらいいのか少し分かりました。

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2013/10/08

西洋美術館のいいガイドブックである。上野に行く前にぜひ読むべき本である。次に、小学生高学年用の本が出ることを望む。

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2013/09/05

上野の国立西洋美術館の常設展をコンシェルジュと 一緒に回って解説してもらうという内容。 こんな贅沢をしてみたいと思います。 どうしたらコンシェルジュに1対1で解説してもらえたり するのだろう。 巻末にお勧めの常設展の一覧もあり。 国立西洋美術館・東京国立近代美術館・ブリジストン美...

上野の国立西洋美術館の常設展をコンシェルジュと 一緒に回って解説してもらうという内容。 こんな贅沢をしてみたいと思います。 どうしたらコンシェルジュに1対1で解説してもらえたり するのだろう。 巻末にお勧めの常設展の一覧もあり。 国立西洋美術館・東京国立近代美術館・ブリジストン美術館・ 横浜美術館・ポーラ美術館に行き他愛と思います。

Posted byブクログ

2013/08/23

うろ覚えの事象を系統的に整理して確認できたのは大満足.ここに出てきた絵画をネットであらためて見直したい.

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2013/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

国立西洋美術館の常設展を用いて、16〜20世紀初頭あたりの西洋絵画を概観する。 西洋絵画史といってもそこまで肩肘張ったものではなく、ザッとした流れを作家数人を挙げながら見ていく感じ。絵画、というか美術というのは個人と時代の世界の捉え方そのものであって、歴史とともに人間観や世界観が大きく変容してきたことがよくわかる。こういう背景を知っていると、美術の楽しみ方も確かに変わってくるだろうなぁ、と。ヨーロッパ史の知識を多少背景として持っていたので、話の流れはサクサクと頭に入れることができた。 惜しむらくは新書であるということ。解説される絵画はほとんどが写真を掲載しているが、このサイズではさすがに小さくて「鑑賞」するまではいかない。そこは実際に足を運んでみろということか。今度美術館に行くときは、時代背景について下調べなどしてみようかね。

Posted byブクログ