皇国の守護者(1) の商品レビュー
最初は物語の背景がよくわからず、とまどい感がありましたが、なるほどこういう設定かぁ、と理解してからは面白い、一気読みです。
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ずいぶん前に漫画を1巻だけ読んだことがあり、ずっと気になっていた作品でした。 今回書店で文庫本を見かけたのも縁と思って手に取りました。 良くも悪くも、旧日本帝国軍の「臨機応変に対応できない(ある意味で無能な)上層部を、現場の優秀な下士官がフォローする」というあり様を賛美する雰囲...
ずいぶん前に漫画を1巻だけ読んだことがあり、ずっと気になっていた作品でした。 今回書店で文庫本を見かけたのも縁と思って手に取りました。 良くも悪くも、旧日本帝国軍の「臨機応変に対応できない(ある意味で無能な)上層部を、現場の優秀な下士官がフォローする」というあり様を賛美する雰囲気がないわけではありませんが、自分の部隊からの死傷者を限りなく少なくすることが部隊を率いる者としての価値だ、と信じて時には非人道的な行為(住民を謀略によって避難させ、その村を焼き払ったり井戸に毒を入れたりする)も行いますが、それがどれほどの「悪」なのか、ふとしたときに住民や部下に見せる優しさがどれほどの「偽善」なのか、ということを痛烈に自覚し、自己嫌悪を抱きながらも奮戦する主人公の姿は潔く、美しくも見えます。 圧倒的な武力を有する<帝国>の侵略をうけた<皇国>の兵として、撤退戦の殿軍をつとめる彼らが、この後どのような苦境に立たされ、またどのように克服してゆくのか、続きが気になります。
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緻密に練られた設定が凄すぎる。物語が表層だけで、その後ろに積み上げられた歴史までが、綿密に考えられてます。西洋と東洋の独特な雰囲気を残した空想の世界は、まるで世界史を読んでいるかのようでした。
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タイトルからして大東亜戦争前の日本を舞台にしたお話かと予想していたのだが、架空の世界での戦争もので、龍とかも出てきて噴飯ものだと思ったが、銀河英雄伝説っぽいストーリーラインで、読んでいて面白い。次の巻も読むかも。
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帝国軍が押し寄せて、負け戦の皇国軍。 何とかして皇国軍の大隊の所へ戻ろうとするも、上にたつ人が次々に戦死していき、新城が隊の隊長になる。 短編も入っていて、短編の方は、この戦いから数十年後の話。 長編の最初にこの短編を持ってきたということは、この話は、新城が皇国の英...
帝国軍が押し寄せて、負け戦の皇国軍。 何とかして皇国軍の大隊の所へ戻ろうとするも、上にたつ人が次々に戦死していき、新城が隊の隊長になる。 短編も入っていて、短編の方は、この戦いから数十年後の話。 長編の最初にこの短編を持ってきたということは、この話は、新城が皇国の英雄となっていく話になっていくと思います。 所々に図とか絵とかで説明も入り、細かいところまで考えてあるのだなぁ。と思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編とはいえ未読作品がついている以上、購入を見送れずw そして、書けるんなら長編書けよ!続き書けよ!年1くらい新刊出せよ! と叫ばずには居られないw
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貧乏くじを引かずにはいられない。 その上で、生き残ることをあきらめない。 指揮官になってしまったのだしね。
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漫画が面白かったので購入。仮想戦記読み慣れてる人は平気なのかもしれないけど、兵器とか戦術の説明が長すぎて目が滑りました。話は面白いので続きが楽しみ。
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いわゆる戦記物なので、戦略、組織、武器類の説明、どれも読みこなすのに大変苦労した。かといって、読み飛ばしてしまえばあまりに意味がないし。 しかし、苦労はするが、それに値する面白さだった。 主人公が、大変人間臭く、むしろダークヒーロー寄りのところも興味深い。 綺麗事の一切ない、...
いわゆる戦記物なので、戦略、組織、武器類の説明、どれも読みこなすのに大変苦労した。かといって、読み飛ばしてしまえばあまりに意味がないし。 しかし、苦労はするが、それに値する面白さだった。 主人公が、大変人間臭く、むしろダークヒーロー寄りのところも興味深い。 綺麗事の一切ない、恐怖と飢えと寒さに支配された戦場で、いかに負けないかが重要なのである。
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10/10読了。漫画で読んでとても面白かったので購入。ひねくれ者が周りに嫌われながら株を上げていくのって難しい最高。
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