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陽炎太陽 の商品レビュー

3.9

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

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2013/06/16

☆3.5 三角関係の話。 短い中にも物語とどんでん返しがあって綾崎らしさがでてる話だと思う。 結末にはなんとも言えない悲しさにも似た幸せがあって、でもそういうものなのかなとも思った。 人をただ純粋に思えることは忘れたくない。

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2013/06/03

やっぱり、この方の書く本は素敵です。 最後の展開には驚きました。 あっ、こんな展開があるんだって。 完全に作品に引き込まれてしまいました。

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2013/06/02

(若干のネタバレあり) 相変わらず素敵なお話を書かれるなあ、と思いながら読んでいました。 綾崎さんの文章は表現や描写が綺麗で、読むのが楽しいです。 最後のほう、少しずつネタバレされていくあたりで鳥肌が立ちました(笑) 個人的には陽凪乃と結ばれて欲しかったような気がしなくも...

(若干のネタバレあり) 相変わらず素敵なお話を書かれるなあ、と思いながら読んでいました。 綾崎さんの文章は表現や描写が綺麗で、読むのが楽しいです。 最後のほう、少しずつネタバレされていくあたりで鳥肌が立ちました(笑) 個人的には陽凪乃と結ばれて欲しかったような気がしなくもないですが、これはこれで、ひとつの幸せの形なのだろうと… すこしだけもやっとしながら終わりました笑 3人の未来を知りたくなりました。

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2013/05/31

どうして作者の綾崎さんはこんなに心を揺さぶられる文章を書けるのか。 花鳥風月シリーズ久々の第5弾、陽炎太陽。 終始圧倒されっぱなしでした。 ある意味鼻につく文章だし、ワンパターンだし、先の展開は読めるし、主人公は他作品と似たようなキャラだし…。 粗を探せばいくらでも見つかります...

どうして作者の綾崎さんはこんなに心を揺さぶられる文章を書けるのか。 花鳥風月シリーズ久々の第5弾、陽炎太陽。 終始圧倒されっぱなしでした。 ある意味鼻につく文章だし、ワンパターンだし、先の展開は読めるし、主人公は他作品と似たようなキャラだし…。 粗を探せばいくらでも見つかります。でもそんな読み方は“ロックじゃない”。 ただそこにある文章を一つずつ追いかけながら、登場人物の心情に触れながら、物語の世界に入っていけばいいんです。 主人公の一颯は、小学生の頃、同級生の陽凪乃を何よりも大切に思っていた。 陽凪乃もそんな一颯に全幅の信頼を寄せ、二人は周囲から孤立した二人の世界を生きていく。 そんな二人に訪れた、突然の別れ。 引越しにより陽凪乃と引き裂かれた一颯は、陽凪乃のいない人生なんて、と殻にこもった毎日を過ごしていく。 中学生、高校生、そして大学生。 相変わらず人を寄せ付けずに東京で一人暮らしをしていた一颯、そんな彼がバイト先で大学の後輩でもある若奏と出会う。 不器用ながら真っ直ぐで、自分の弱さを認めてくれる彼女に惹かれ、付き合い始めて数年。 結婚を意識し指輪を用意したところに、10年以上音沙汰の無かった陽凪乃が現れ―。 読んでいる最中真っ先に思い浮かんだのが新海誠の「秒速5センチメートル」。 綾崎さんがどこまで意識していたのかはわからないけど、貴樹と一颯がなんとなく重なる。 貴樹はラストで当時付き合っていた彼女と別れ一人でいることを選んだけれど、一颯はどのような選択をするのか―興味が尽きなかった。 また、同作者の「初恋彗星」とも重なる部分があったが、それもそのはず、「もう一度三角関係の物語が書きたかった」とのこと。 主人公に尽くしてくれるヒロイン美と人の舞原一族のヒロインという構図も一緒。 自分を大事にしてくれる今の彼女と、どうしても忘れられない昔の彼女。 よっぽど好きな設定なんだろうな。 「秒速5センチメートル」を取り入れた「初恋彗星」の焼き直し。 悪く言えばこんな言い方もできるこの「陽炎太陽」。 しかしそうした捻くれた捉え方をせず、物語に入っていけばそれらに勝るとも劣らない感動が待っています。 とにかく胸がいっぱいになった。 一颯たちの今後が、明るくありますように。

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2013/05/29

なんか今の自分と少しだけ重なる部分があって切なかった。懐かしい面々も久しぶりの登場で、手元に前の刊無いのが悔しかった(笑)

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2013/05/27

本屋さんで並んでるのをみてニヤリ、としてしまいました。手にしてみると、いつもより薄い感じがして 中身もシンプルなのかなぁと思いましたが、やっぱり心地よい裏切りがありましたね。 あとがきにもありましたが、綾崎さんはどんでん返しがあると思ってしまいます。それでも、それを気にしていられ...

本屋さんで並んでるのをみてニヤリ、としてしまいました。手にしてみると、いつもより薄い感じがして 中身もシンプルなのかなぁと思いましたが、やっぱり心地よい裏切りがありましたね。 あとがきにもありましたが、綾崎さんはどんでん返しがあると思ってしまいます。それでも、それを気にしていられないほど物語の中に引き込まれてしまう作家さんだなと改めて思いました。 ちょっと青空時雨読んできます。ひなの探してきますっ。

Posted byブクログ

2013/05/25

手に取ってみて、今までより少し薄いなって印象に反し、内容は充実していて、タイトル通り暖かいお話でした。 読み返して、あぁだから陽炎か、だからコーヒーか、と気づきの連続でした。

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