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あるひぼくはかみさまと の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/03/18

ある朝森を散歩していると、見たこともない風変りな何かが、小道の向こうに座っていました。「怖がらなくてもよいぞ」「貴方は誰ですか?」「わたしは神だ」「神様って、こんな姿をしているの?」「神といっても、いろんな神がいるんだよ」「神様って、たくさんいるの」「空に輝く星の数よりおおいぞ」...

ある朝森を散歩していると、見たこともない風変りな何かが、小道の向こうに座っていました。「怖がらなくてもよいぞ」「貴方は誰ですか?」「わたしは神だ」「神様って、こんな姿をしているの?」「神といっても、いろんな神がいるんだよ」「神様って、たくさんいるの」「空に輝く星の数よりおおいぞ」・・・この風変りな神様は、好きなものに姿が変えられる、例えばウサギや鹿に、西部のカウボ-イや先住民に、ゴリラにだって、もちろん人間にだって変身し、空中にも浮遊できて、オムレツも食べてくれる・・・誰もがめぐり遇いたいと思う神様です。

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2020/11/10

[墨田区図書館] 図書館の特集コーナー"かみさま"にあった一冊。幼児の線描き風な独特の絵柄。筆者は耳が不自由で幼少期から絵やサインなどものごとの裏に隠された意味(要は音≒言葉、以外の示す意味と言いたいんだろう)に惹きつけられていたらしい。 ある日森で出会っ...

[墨田区図書館] 図書館の特集コーナー"かみさま"にあった一冊。幼児の線描き風な独特の絵柄。筆者は耳が不自由で幼少期から絵やサインなどものごとの裏に隠された意味(要は音≒言葉、以外の示す意味と言いたいんだろう)に惹きつけられていたらしい。 ある日森で出会った神様とのやりとりから、「自分よりも凄い人(こと)が必ずしも凄いのではなく、出来ないと思っている自分のほうが出来る(優れている)こともある」といったメッセージ性のある本。 ただ、さほど前面に押し出しておらず押し付けがましくないので、子供だけで読むとそんなことは気にせず単にお話を楽しむだけかも。読み聞かせでも意図的にそうしないと、二人の交流の面白出来事本としてしか読めないかもなので、あまり使えないかな。

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2020/04/04

ある日テオがかみさまと出会う。 不思議な味わいの、しずかな絵本。 テオにはかみさまという意味があるんだって。

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2015/03/09

ある日、森で神様に出会ったぼく。 それは、意外と人間臭い神様。 神様って、どういう風なのか、人によってイメージは様々。 これが神様と言われれば、受け入れるまでです。 八百万に神の存在を信じる日本人の方が、どんな姿でも受け入れられるのでは。

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2014/06/04

道を歩いていたら神様とであった「ぼく」のなんてことない一日。 この神様は絶対的な神様じゃなくて、そこらに転がっているような多神教の神様。 できることできないこと、知っていること知らないことが普通の人間とはズレている気のいい異形。 みためがちょっと、でいだらぼっちっぽい。 ええ、...

道を歩いていたら神様とであった「ぼく」のなんてことない一日。 この神様は絶対的な神様じゃなくて、そこらに転がっているような多神教の神様。 できることできないこと、知っていること知らないことが普通の人間とはズレている気のいい異形。 みためがちょっと、でいだらぼっちっぽい。 ええ、神様ってたくさんいるの?という意外性は多神教の国の私にはよくわからないけれど、素朴で普通な神様はしっくりくる。 この普通っぽさは「ちいさな死神くん」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4062830558にも通じるか。 オムレツをごちそうになったら自分でお皿を洗おうとしたり、怖がらせちゃったら焦ったり、神様はいい人っぽい。 われ様http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4434120972や、リューベツァールhttp://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4378014947と同じにおいがする。 不思議な力でドーンと何かを変えてくれるわけじゃないけど、自分のどこかがちょっと変われる、そんな出会い。

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2013/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かみさまのオレンジ色が印象の残る絵本。 温かみがあっていい色だけど、オーラみたいなものなのだろうか。 かみさまと若者の出会いは、お互いに知らないことを教え合ったり、影響を与え合う理想のようなものでこちらも和む。

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