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九十歳の誕生パーティ の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2019/01/19

主婦探偵ルーシー・ストーンシリーズの第9弾! ルーシーは自殺したとされた弁護士の死の真相を探るように依頼されます。 九十歳の隣人ミス・ティリーの誕生パーティの準備や、家族の問題などで、 今回も大忙しの主人公。 果たして無事に謎をとき、楽しいパーティを開くことができるでしょう...

主婦探偵ルーシー・ストーンシリーズの第9弾! ルーシーは自殺したとされた弁護士の死の真相を探るように依頼されます。 九十歳の隣人ミス・ティリーの誕生パーティの準備や、家族の問題などで、 今回も大忙しの主人公。 果たして無事に謎をとき、楽しいパーティを開くことができるでしょうか。 この物語のおもしろさは、働くママである主人公の日々の忙しさ。 次から次に用事ができて、いつまでも片付きませんw 話が進むほどにくたびれていく主人公。 いそがしいときの自分と重ねて共感できる人も多いと思います。 また、今回は高齢化に伴う介護問題を考えさせるような部分も。 日常を描くコージーならではですね。 ◇おすすめポイント  ・働くママのいそがしい日常  ・介護問題を考えさせるエピソード  ・アンチエイジングに関心を持つ主人公 ◇こんな方におすすめ!  ・とにかく毎日ほかの人のことでいそがしい  ・アンチエイジングに興味を持ち始めた  ・自身の老後について考えている

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2018/05/27

ティンカーズコーヴの主婦シリーズ第九弾。 主要な登場人物といってよいだろう、元図書館司書の老婦人ティリー。 ルーシーたちの朝食の女子会で、 彼女の九十歳の誕生日会を町をあげて大々的に行うことで盛り上がる。 地元密着型の弁護士が殺され、ティリーの姪が怪しげに現れ、 三女は男女混...

ティンカーズコーヴの主婦シリーズ第九弾。 主要な登場人物といってよいだろう、元図書館司書の老婦人ティリー。 ルーシーたちの朝食の女子会で、 彼女の九十歳の誕生日会を町をあげて大々的に行うことで盛り上がる。 地元密着型の弁護士が殺され、ティリーの姪が怪しげに現れ、 三女は男女混合のお誕生日のお泊り会をやりたがり、 長男は大学で単位を落としそうになっている。 ルーシーは銃で腕を撃たれて、夫のビルは仕事中に足を怪我をしたが、 ティリーの誕生日会は大成功で良かった。 家に戻ってくる長男はどうなるのやら。

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2014/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

20141122 けっこう間が空いてしまったので思いだすのに時間がかかった。 思いだしたらけっこう大丈夫だった。 あまり引き込まれはしないんだけど、なぜか読み進めてふむふむといって最後まで読み切れるシリーズ。 意外と好きなのか、このタイプ。 今回は最初から怪しい人が怪しくてわかりやすく、ある意味、安心して(?)読めたかも。 主人公抱え過ぎ、とは思ったけど、周囲の人もいろいろ抱えてそうだから、なんかそういうものなのかもしれないと思った。 次回は息子が戻って来るのかなと思ったけど、考えてみればティンカーズコーヴじゃなくてボストンが舞台なんだったっけ。 そしてこの作品は2002年のものだけど、今年も最近出てて、来年も出る予定みたいだから、しばらく続きを読めるらしい。(翻訳が続けば) そこまでいくと娘や息子の結婚とか出てくるのかしら。

Posted byブクログ

2013/09/10

老弁護士の不審な自殺、元司書の90歳の誕生日パーティーの企画、いつもの記者の仕事に家族の問題。 主婦探偵ルーシーは今日も大忙し。 えーと。 ルーシー1人があれこれと負担させられているようで、読んでいて嫌な気分になってしまう。 一番イライラするのはそれに対して不満に思いながらも抱...

老弁護士の不審な自殺、元司書の90歳の誕生日パーティーの企画、いつもの記者の仕事に家族の問題。 主婦探偵ルーシーは今日も大忙し。 えーと。 ルーシー1人があれこれと負担させられているようで、読んでいて嫌な気分になってしまう。 一番イライラするのはそれに対して不満に思いながらも抱え込んでしまうルーシーなわけだけど。 アメリカの様々な社会問題を切り取って物語の題材にしているのだけど、今回はルーシーの家族のわがままさが際立って他は霞んでしまっているよなぁ。 もしかしてそれが狙い? 歴史再現劇というコージーではよく見かけるネタも中途半端で楽しむところまでいかず。 やっぱりこのシリーズ、好きじゃないなw

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2013/08/06

主婦探偵ルーシー・ストーンのシリーズ9作目。 今回は町の名物ミス・ティリーの人生が回想されて、一味加わります。 ルーシーはミステリ好きな主婦。4人の子持ちで、町の新聞社でも働いているので、忙しい生活を送っています。 町の弁護士のシャーマンが自殺したと思われますが、自殺するはずが...

主婦探偵ルーシー・ストーンのシリーズ9作目。 今回は町の名物ミス・ティリーの人生が回想されて、一味加わります。 ルーシーはミステリ好きな主婦。4人の子持ちで、町の新聞社でも働いているので、忙しい生活を送っています。 町の弁護士のシャーマンが自殺したと思われますが、自殺するはずがないと疑いを抱きます。 新聞記者として周辺取材を始めますが‥? ミス・ティリーは、公立図書館の司書を長く勤めた女性。 気難しくて孤独だが骨のあるミス・ティリー。近所に住むヘルパーのレイチェルや友人のルーシーは何かと気にかけて、様子を見に行っていました。 そのミス・ティリーが90歳になるので、サプライズの誕生パーティーをやろう!という企画が持ち上がります。 ルーシーの親友スーが音頭とりに。 そんなとき、音信普通だった親戚が登場。 ミス・ティリーの姉はかって厳格な父に勘当されていたのです。80年も前に。その娘と孫が入り込んできて‥ ミス・ティリーは大喜びなのですが。 レイチェルは家から締め出され、ミス・ティリーは大丈夫なのか心配するルーシーだが、血縁の家族に口出しは難しい。 息子のトビーは成績不振と大学から連絡が来て、本人も進路を迷っている様子。 夫のビルは工事中に怪我を‥! と家族の悩みもてんこ盛り。 主婦の心配事の多さがリアルというか。 事件はリアルというより~設定は現実にありがちな悩みの上に立脚しつつ、冒険をプラス? 基本的に親切で行動的なルーシーが、迷いつつも難題に立ち向かいます。

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2013/06/23

主婦探偵、ルーシー・ストーンのシリーズ第九作。 今回は、もうすぐ九十歳を迎える元図書館司書ミス・ティリーの誕生日パーティをルーシーの仲間たちが計画。 ニュー・イングランドの保守的権化ともいえるミス・ティリーの頭の固さは正直、私は苦手なのだけど、長寿を祝う気持ちはもちろんあります...

主婦探偵、ルーシー・ストーンのシリーズ第九作。 今回は、もうすぐ九十歳を迎える元図書館司書ミス・ティリーの誕生日パーティをルーシーの仲間たちが計画。 ニュー・イングランドの保守的権化ともいえるミス・ティリーの頭の固さは正直、私は苦手なのだけど、長寿を祝う気持ちはもちろんありますとも! で、いつもバタバタと忙しいルーシーなのだけど、 今回はシリーズ中一番と言っていいくらい、これでもか!!とやってくるトラブルの連続で、読んでいる私まで走り出したくなる。 まずは恒例の(大汗)殺人事件。 ティンカーズコーヴで長年弁護士として厚い信頼を得ていたシャーマンがピストル自殺?? いや、彼が自殺するはずがない、と調査を始めるルーシーなのだけど、 地元紙の編集者の仕事に加えて、お年頃の娘のお泊りパーティ、大学に行っている息子からの電話で成績不良の相談、ダイエットの時間もかかるし、お肌の調子が悪いから新しい化粧品だってほしい、そこへ夫が!しかもルーシーまで!と、よくもまぁ、ここまで全力疾走のジェットコースターにしてくれましたね、と感嘆。 いつものことながら、探偵業務と、夕食の支度、子どもたちの友人関係のもつれが同列に扱われる怒涛の流れが面白くて、また、うんうん、わかるよぉ~~とも。 今回、興味深かったのは、お堅いミス・ティリーには少々思うところもあったはずのルーシーが意外に保守派だというエピソード。 これは土地柄ということなんでしょうけど、ルーシー自身がたぶんそれに気がついてないところが可笑しかったです。

Posted byブクログ