私は、こんな人になら、金を出す! の商品レビュー
日本テクノロジーベンチャーパートナーズ無限責任組合員 という 実に長々しい 肩書きがある。 出資するのは、人を見る。どんな人に出資するのか? 未来に対して真面目な人。 顧客を発見し価値を作れる人。 1週間で成長できる人。 粘り強く、諦めない人。 物事を俯瞰できる人。 互恵関係を...
日本テクノロジーベンチャーパートナーズ無限責任組合員 という 実に長々しい 肩書きがある。 出資するのは、人を見る。どんな人に出資するのか? 未来に対して真面目な人。 顧客を発見し価値を作れる人。 1週間で成長できる人。 粘り強く、諦めない人。 物事を俯瞰できる人。 互恵関係を結べる人。 歴史の中にチャンスを見出せる人。 組織改革のタイミングを知る人。 48時間で切り替えられる人。 創業の資本政策 ①株主構成 ②創業者の自立性 ③資金調達戦略 次なる活躍への期待にこたえ、与えられたチャンスにさらなる飛躍をイメージする。 DeNAの成功の要因 ①新しい大きな顧客マーケットの発見とインパクトある商品サービス。 ②新事業全体のインフラと周辺サービスを、自社で培ったスピード。 ③世界レベルの企業を目指す、高い目標。 ④高い結果をコミットする、明確でブレないプリンシプル。 ⑤超合理的判断でビジネスモデルを作り、現場が実行責任を全うする。 ⑥若くて少数精鋭で、最高のパフォーマンスを求める。 ⑦財務を健全化し、パートナーを大切にする。 マザーテレサ 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 ニーズに合わない商品 商品仕様は、正しく設定され、ちゃんとその性能が出ているか? 価格は適正か? 顧客がいて、ニーズがあるか? 供給環境は整っているか? 競合商品との差別化、およびインパクトある顧客への表現はできているのか? キャズムを乗り越えることがでいるか? →ストーリーを検討、アタックする標的となるユーザーと予備軍、 説明文、市場規模の推定、ホールプロダクトと協業パートナー 推定、仮説の検証 競争分析やポジショニングに注意して、作戦を行動に移す。 作戦に直接関係ない資金を無駄に使いすぎない。 未知の現実を直視し、失敗を受け入れ前向きに観察して、 組織で起こりがちな情報の非同期や遅れをなくし、 さらに良く学習し見えてきた新しい環境に、 商品と顧客を最適化し直し、思い切った組織改革を、 即座に断行して新しい時代をひらいていく。 常に仮説思考が必要なのだ。 体系的で良くまとまった 創業者の心得。参考となった。
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日本テクノロジーベンチャーパートナーズを設立し、ベンチャーキャピタリストである村口和孝氏が自身の半生や投資感、日本の現状はの想いやベンチャー起業へのすすめを書いた一冊。 自身が関わりの深いDeNAや出資してきた会社での出来事から1万人近い経営者と会ってきた経験から培った自身の経...
日本テクノロジーベンチャーパートナーズを設立し、ベンチャーキャピタリストである村口和孝氏が自身の半生や投資感、日本の現状はの想いやベンチャー起業へのすすめを書いた一冊。 自身が関わりの深いDeNAや出資してきた会社での出来事から1万人近い経営者と会ってきた経験から培った自身の経営者理論や起業から経営を軌道に乗せるまでのシナリオなど多岐にわたる内容で勉強になりました。 また自身の半生については演劇の世界からベンチャーキャピタル設立に至るまでの経緯も書かれていて読んでいて氏の思いが伝わってきました。 本書の中でも特に停滞期の資金繰りについては著者の経験とともに大変参考になりました。 本書を読んでゼロから会社を立ち上げる難しさを感じるとともに一歩を踏み出せば無限の可能性を秘めてることも感じました。 紆余曲折のある人生を歩まれた著者の経験から学んだことは他ではないと感じる貴重な一冊でした。
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日本初の独立系VC、NTVをつくったベンチャーキャピタリスト村口氏の著。氏が考える成功する起業家の条件や、日本の大手VCの限界について等記載があり起業家やそれを支援する立場にある人には大変為になる良書。実際の投資事例をベースに話がなされるので。普段あまり知られないVCの業務が非常...
日本初の独立系VC、NTVをつくったベンチャーキャピタリスト村口氏の著。氏が考える成功する起業家の条件や、日本の大手VCの限界について等記載があり起業家やそれを支援する立場にある人には大変為になる良書。実際の投資事例をベースに話がなされるので。普段あまり知られないVCの業務が非常にイメージしやすく読みやすい内容となっている。 1週間なら1週間分の成長をする・未来に対して真面目であるなどは本当に大事な要素だなと感じた。
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・2011年の東日本大震災において、岩手県釜石市の釜石東中学の生徒と鵜住居小学校約600人の児童が津波から走って逃げ、間一髪、何を逃れた話は有名で、これにとどまらず、釜石市では約3000人の小中学生のほとんどが、押し寄せる巨大津波から逃れて無事でした。「釜石の奇跡」と呼ばれていま...
・2011年の東日本大震災において、岩手県釜石市の釜石東中学の生徒と鵜住居小学校約600人の児童が津波から走って逃げ、間一髪、何を逃れた話は有名で、これにとどまらず、釜石市では約3000人の小中学生のほとんどが、押し寄せる巨大津波から逃れて無事でした。「釜石の奇跡」と呼ばれています。 この「奇跡」を支えたのが、「避難の3原則」と呼ばれるものです。その内容は、「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者たれ」というもの。 これらは、釜石市で防災教育の指導にあたってきた群馬大学大学院の片田敏孝教授が、2004年のスマトラ沖地震後の津波被害を研究したうえで提唱したものですが、起業家にとっても示唆に富む話です。私自身、起業家と投資家が「どうにかなるだろう」と安易に考えて、回避できたはずの経営的窮地に陥ってしまう現場を何度も見てきました。 ・その商品の力を計る、簡単で有効な方法があります。それは、以下のような問いかけをしてみることです。 「もしその商品が無料だったら、顧客はいますぐ使うだろうか?」 仮に無料でも使わない人が少なくないなら、それは商品として失敗しています。逆に、無料であれば多くの人が使ってくれるのであれば、ユーザーに体験してもらい、さらに細かな聞き取りと観察を行い、その商品の魅力とコストのバランスを調整し、インパクトのある商品へ設計をし直せばいい。 ・ベンチャー・キャピタルは、業界のフロンティアを開拓しようとしている未知のベンチャー企業を評価するわけですから、人によってさまざまな見方があるのが当然。 ですから、本来合議制で決める事柄ではなく、ベンチャー・キャピタルの個性や能力のもとで、より創造的な見方や価値観をもって投資を決定するべきものなのです。そして、投資を決断した個人が、長期的に支援していかなければ、無名の若い才能や未知のベンチャー企業が育つことはありません。 …シリコンバレーに飛び、現地の専門家に「自分が考えているベンチャー・キャピタル構想が実現できるか」と聞いてみると、「アメリカでは個人が業務執行組合員であり、それが日本では不可能かもしれない」と言われてショックを受け、さらに帰国後に調べてみると、日本でも個人で業務執行組合員になることは“まったく問題ない”ということを知り、二度愕然としたものです。 日本で独自のベンチャー・キャピタルスタイルが生まれたのは当然でした。日本の金融史を振り返ってみると、そもそも金融機関の子会社がベンチャー・キャピタルファンドを組成しており、人事異動のあるサラリーマンでも運用できる投資事業組合の合議の体制を考案しなければなりませんでした。それが、現在までの運営スタイルへと継承されていったのです。
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ベンチャー経営者、経営者になりたいかたにオススメ ・日進月歩では遅く、秒進分歩の成長が求められる ・起業家に立ちはだかる7つの壁 ・組織改革のタイミングを見逃さない など、大変勉強になりました。
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投資していたDenaや他の会社の実例を交えながらVCと支援される側のベンチャー企業の関係性が分かりやすく見えてきてすごい面白い。 また、ベンチャー企業に訪れる壁や起こりやすい失敗も書かれていて、実際に起業したりベンチャーに関わることがあったとしたら、もう一度ちゃんと読み返したい。...
投資していたDenaや他の会社の実例を交えながらVCと支援される側のベンチャー企業の関係性が分かりやすく見えてきてすごい面白い。 また、ベンチャー企業に訪れる壁や起こりやすい失敗も書かれていて、実際に起業したりベンチャーに関わることがあったとしたら、もう一度ちゃんと読み返したい。 こうすれば成功する!という本が多いなかで、こんな失敗、落とし穴があるよ!っていうことを書いてくれている本は少ないなかで、この本はそれをきちんと書いてくれています。 また、タイトルの通り、最終的な投資をするか否かの判断は「経営者の素質」というところで、こんな素質を持った経営者に投資する。というのが、そこらへんの一般的なHowto本や自己啓発本よりもすっと入ってきた。
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投資家視点からDeNAを語ってることもありだいぶん面白い内容であった。業界関係者は読んだがいいと思うのです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
外の世界にオープンで、環境変化の適応力に富み、チャレンジ精神が旺盛= 起業家に必要な資質 今後10年間のトレンド 1、環境、エネルギー 2、デジタルテレビのスマート化関連分野 3、バイオ、ライフサイエンス関連 4、ネットのトランザクションの爆発と、ビッグデータ、ITの進化領域 5、スマホ、SNS、決済、EC関連 6、衣食住のイノベーション関連 7、ハイテク 成功する起業家 「互換関係」を結べる人 歴史のなかにチャンスを見出だせる人→未来の互換関係の解決を事業化 組織タイミングを知る人 48時間で切り替えられる人
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VCの観点から経営、起業など様々なことに言及している。著者が伝えたい内容はタイトルとかなりかけ離れているという印象を抱く。
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DeNA等を手がけた日本初の個人型VCを立ち上げたNTVP村口さんの著作。 VCからみた起業や起業家の成功条件が実例も交え描かれている。 また、起業家だけでなく、VCについても臨場感もって描かれている。 起業、VCに興味ある方にお勧め。 そしてこの著作に登場する企業と関係する人...
DeNA等を手がけた日本初の個人型VCを立ち上げたNTVP村口さんの著作。 VCからみた起業や起業家の成功条件が実例も交え描かれている。 また、起業家だけでなく、VCについても臨場感もって描かれている。 起業、VCに興味ある方にお勧め。 そしてこの著作に登場する企業と関係する人にも読んで欲しい。 ・DeNA ・インフォテリア ・エクスペリアンジャパン ・ウォーターダイレクト ・トリニティーセキュリティーシステムズ 読むことで磐石に見える各社がどんな苦難を超えてきたかがよくわかる。
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