1,800円以上の注文で送料無料

騎手の一分 の商品レビュー

3.6

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2014/11/04

現役の騎手がここまで書くか!という切り込んだ内容でした。競馬界の現状を、そのただなかにいる人が冷静に分析し、問題点をあらわにしている。競馬にそんなに興味があるわけじゃないけど、これを読んでから藤田騎手にちょっと注目するようになりました。

Posted byブクログ

2014/10/05

(かつての)トップジョッキー藤田伸二による、JRAへの提言書です。 もうかなり以前から競馬に魅力を感じなくなっている自分に気付かされ、また、その要因に納得させられました。 多くの騎手について書かれていますが、「馬の「邪魔をしないこと」が大切」だということには共感できます。 ...

(かつての)トップジョッキー藤田伸二による、JRAへの提言書です。 もうかなり以前から競馬に魅力を感じなくなっている自分に気付かされ、また、その要因に納得させられました。 多くの騎手について書かれていますが、「馬の「邪魔をしないこと」が大切」だということには共感できます。 それに対して、以前にEテレのSWITCHインタビューという番組で、「昔は馬の邪魔をしない騎乗が良しとされていたけど、今は違う。馬を動かしていかないと、海外のジョッキー達には勝てない」というようなことを福永祐一が言っていました。 私はその時に違和感があったのですが、本書にある、祐一は「人馬一体」とはなれていないとの指摘で納得できた気がします。 邪魔をしないことができない技術しかないのに、それを謙虚に見つめず、更に難しいことをしようとして、結果、重大な事故を起こす。 私自身や会社にも思い当たる節があるよなぁ…

Posted byブクログ

2014/08/13

競馬への興味が薄れている原因が、克明に記されていた。 個性の消失、安易な乗り替わりにはゲンナリする。昔話をしたくはないが、かつては馬券の的中に関係なく、刺激的だったと思う。

Posted byブクログ

2014/08/07

最近の競馬にあまり魅力を感じなくなってきた、なんだか遠い存在になってきた、そう漠然と感じていたことの理由が、藤田くんのこの本を読んではっきりした。外国産馬や外国人騎手ばかりのレースをわざわざ日本でする意味があるのか?1レースの半分がディープの子って異常じゃない?それと、馬券の種類...

最近の競馬にあまり魅力を感じなくなってきた、なんだか遠い存在になってきた、そう漠然と感じていたことの理由が、藤田くんのこの本を読んではっきりした。外国産馬や外国人騎手ばかりのレースをわざわざ日本でする意味があるのか?1レースの半分がディープの子って異常じゃない?それと、馬券の種類、あんなに必要?WINSでバイトしてた時は、それぞれの売り子を贔屓にしてくれてるおじさんたちがいて、一言二言交わす言葉が休日のささやかなコミュニケーションになってた時代、今は殺伐とした機械的なWINSと競馬場。つまらない。でも、競馬も馬も変わらず好きだから、競馬を諦めたくない。と、思いました。

Posted byブクログ

2014/07/01

競馬関連の本を読むのは初めてだったんだけれど、想像以上の内容で最後まで面白く読めた。 次のページ次のページとどんどん読み進めていける本だった。 武豊がなぜ勝てなくなったのか。 競馬会の今をトップジョッキー藤田伸二の目線から語られてるところがとても面白い。

Posted byブクログ

2014/06/18

藤田騎手の話題になった一冊。 今の競馬界に関して様々な提言をされていて、馬からみた騎手の騎乗スタイルやエージェント制度のことについて語られている部分が多く、なぜ武豊騎手が勝鞍が少ないかなど非常に外からみてわからない事がたくさん書かれていると感じました。 フェアプレー賞をほぼ毎年...

藤田騎手の話題になった一冊。 今の競馬界に関して様々な提言をされていて、馬からみた騎手の騎乗スタイルやエージェント制度のことについて語られている部分が多く、なぜ武豊騎手が勝鞍が少ないかなど非常に外からみてわからない事がたくさん書かれていると感じました。 フェアプレー賞をほぼ毎年受賞され、2,000勝に近い成績を収めてるトップジョッキーですが、確かに近年乗鞍が減っていたり、ラフな騎乗で騎乗停止になるジョッキーも多く(それでも降着にならず)藤田騎手辛いしたら報われないなと感じてたのですが、読んでここまで騎手という仕事に対して冷めてるとは思いませんでした。 田原騎手の話は色々ありましたが、やはり本当に凄い天才的な騎乗をしていたんだなと感じました。 確かに岡部騎手や南井騎手、河内騎手がいた頃は職人というイメージが強く本当にいい時代だったと思い、 その下の世代である武豊騎手や著者の藤田騎手、四位騎手、横山典騎手などが最後のイズムの継承者ということも感じました。 確かに提言されているJRAの体質に関しては一理あるとは感じましたし、このままいくと本当に競馬人口が減少し、ファン離れも深刻になるとも感じました。 日本は馬券収入だけで成り立ってる部分もあるので非常に今後の競馬産業を考えていくうえでも現役ジョッキーの貴重な意見が書かれた一冊だと思います。

Posted byブクログ

2014/05/31

これから、友人たち一口馬主に挑戦する前ということもあり、手に取った一冊。これまで、馬券を買うことや競馬を見ることはなかったけれど、競馬をとりまく様々なことが良く分かる本だった。 著者は生き様や書きっぷりがなかなか豪快なので、いろいろと批判もある人なのだろうけれども、真っ直ぐで現状...

これから、友人たち一口馬主に挑戦する前ということもあり、手に取った一冊。これまで、馬券を買うことや競馬を見ることはなかったけれど、競馬をとりまく様々なことが良く分かる本だった。 著者は生き様や書きっぷりがなかなか豪快なので、いろいろと批判もある人なのだろうけれども、真っ直ぐで現状に危機を感じて堂々と主張している姿にはとても気持ちの良いものを感じた。

Posted byブクログ

2014/04/15

現競馬界の危機的状況を掘り下げる興味深い内容が非常に読みやすい口語体で語られる。肩の力を抜いて楽しく一気読みできる本。特定の騎手に対しては厳しい批判も書かれている。競馬本の中では推薦本。

Posted byブクログ

2014/03/24

藤田伸二騎手が憂う日本の競馬界。 その頑強を運営母体であるJRAとし、その問題点を指摘する。 個人的にはあまりよく競馬のことは分からないが、 競馬界を引っ張ってきた著者だからこそ、責任の重さを感じ、 それが嘆き・怒りに向かっていることがよく分かった。 これは企業においても言え...

藤田伸二騎手が憂う日本の競馬界。 その頑強を運営母体であるJRAとし、その問題点を指摘する。 個人的にはあまりよく競馬のことは分からないが、 競馬界を引っ張ってきた著者だからこそ、責任の重さを感じ、 それが嘆き・怒りに向かっていることがよく分かった。 これは企業においても言えること。 中堅以上の立場になり、後輩や会社の将来に向かって、 何が責任であるのか?今一度考えたくなる本。

Posted byブクログ

2014/03/22

最近は有馬くらいしか競馬やらなくなったな。 藤田は好きな騎手。 よくここまで書いたね。 JRAは面白くないだろうな。

Posted byブクログ