要約力を鍛えるとどんな子も「本物の国語力」が身につく の商品レビュー

野田眞吾【著】

2021/10/16

子供の国語力向上のために買ってみて、ひとまず自分で読んだ。
要約をする=内容を理解しないと出来ない。この要約の力をつけることで国語力を鍛えよう、という内容。

わかりやすいのでオススメなのだが、これを読んだら直ぐに力が着くと勘違いしてはいけない。「力の付け方」と、「力を付けるポイントと例題」がある程度。
むしろ自分の勉強になった（笑）
以下ネタバレ

国語力をつける為に、以下について説明している。

・定期的に要約文を書き、添削してもらう
・題材は色々あるが、入試の文章がおすすめ
・読みやすい書き方のコツ
・深く理解する為には、何となく理解してたり、分からない語句をきちんと例文が作れるくらい理解する
・即興で20点上げるテクニック
　　　→イメージ出来るか、質問に答えられているか、など。特に問いを理解できてないことがよくあるらしい。

2017/06/25

国語については、この本で紹介されている事が一番納得出来た。子供にやらせてみようと思う。

【国語力を高める方法】

【1】要約力を鍛える
(要約文を書く練習)

【2】語彙力アップ
(読める書けるだけでなく意味を理解する)

【3】文章の映像化
(想像力)

【4】普通の感覚
(一般的な常識)

【5】設問をよく読む
(本文だけでなく設問に合った答えを見つける)

2016/02/25

生徒に要約力を身につけさせたいと考えて購入。
国語力をあげるためには要約する力が必要という点に共感しました。
国語ができるということは、長い文章の中から筆者の抽象的な主張を読み取ることができるということなのですが、なかなか問われていることの意味がつかめなかったり、聞かれたことに対して短くまとめるということができない子が多いのです。
本人も大変悩んでいて、現代文は苦手だといわれることが多々ありました。

記述式の問題を苦手とする子が多くて、長い文から本質をつかむ、ということを練習させたいと考えていました。
本書では要約によって国語力がいかに飛躍的に伸びるかが語られ、細かな生徒への国語的なケアの仕方や、ご自身がされている要約指導について述べられています。

短い文をまとめさせる、という方法や、絵を描かせるという方法など、真似てみたい実践も多くて参考になりました。

教員向けというよりも、親御さん向けの内容です。

2014/08/03

20140803
子供向けだと気がつかず、ネットで購入してしまった。
お子さんがいる方には、オススメです