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「働く」ために必要なこと の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2014/05/04

今更読んでどうするんだ?という気がしつつも。 それにしても、大学はどんどん就職学校化してるんだなぁと思った。 あと、気になったのは、若者の対応に困っている、大変になっている会社の方々と、その若者の親は同じ世代というこたもあるのでは?? (親が会社に電話してくるとか) 当事者の...

今更読んでどうするんだ?という気がしつつも。 それにしても、大学はどんどん就職学校化してるんだなぁと思った。 あと、気になったのは、若者の対応に困っている、大変になっている会社の方々と、その若者の親は同じ世代というこたもあるのでは?? (親が会社に電話してくるとか) 当事者の若者がわからない、ということは、すなわち自分の子供世代がわからないということと同義なのか。 はたまた、自分の子供はそんなことはないということなのか。 世代間の問題でもないのかなぁと思ったりする。

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2013/10/28

ジャーナリストの著者が就職、仕事がうまくいかない人たち、企業の人事担当者、大学の担当者に聞き取りをした内容がまとめられています。 注意をしてもゴミを床に捨てるなど、社会のルールを自覚していない学生・新入社員の話や、注意されるとパワハラと訴える事例の話は驚きました。 さらに発達...

ジャーナリストの著者が就職、仕事がうまくいかない人たち、企業の人事担当者、大学の担当者に聞き取りをした内容がまとめられています。 注意をしてもゴミを床に捨てるなど、社会のルールを自覚していない学生・新入社員の話や、注意されるとパワハラと訴える事例の話は驚きました。 さらに発達障害の学生の話もあり、状況はややこしいことがわかりました。 著者はこうしたらどうだろうかということも終わりに書いていて、ためになる本でした。 働くこと、しつけ、教育はどうあったらよいのか考えさせられました。

Posted byブクログ

2013/07/27

 新卒で入った会社をすぐに辞めてしまっては、スキルも身につかず、そのまま迷子になってしまうリスクがある。それを防ぐための学校でのキャリア教育は、決して意味のあるものになっていない。「働く」ためには一体なにが必要なのか。  著者は「人とつながる力」の大切さをうったえる。それを養うた...

 新卒で入った会社をすぐに辞めてしまっては、スキルも身につかず、そのまま迷子になってしまうリスクがある。それを防ぐための学校でのキャリア教育は、決して意味のあるものになっていない。「働く」ためには一体なにが必要なのか。  著者は「人とつながる力」の大切さをうったえる。それを養うためには、自分の特性を把握することが重要。自分にとっての理想的な学習スタイルを知ることで、効率的にスキルを高めることもできるし、自分の思考パターンを知ることで自分にブレーキをかけることもできる。  最後の方に出てくる「自分だけは、自分の人生を諦めない。」という言葉が強烈だった。自分だけは自分を信じ続けるという強さがベースにあれば、どんな困難にも屈さない気がする。

Posted byブクログ

2013/06/27

若者だけでなく、その親世代の問題だというのは納得できる。でも、実際の会社の上司・先輩たち自身は、そういう若者を「使えない」と問題視していればすむのか? 眉をひそめる彼ら自身の家庭はどうなんだろうか。

Posted byブクログ

2013/06/20

就職(正確には仕事を続けていく力、社会を生き抜いていく力)に必要なのは、〇〇の職業に向いているという自己分析ではない。脳科学的見地からみた、聴覚で聞いたほうが物覚えがいいとか、集中力が散漫になりやすい性格などの、自己理解であるという主張。自己分析ではなく自己理解が必要という主張は...

就職(正確には仕事を続けていく力、社会を生き抜いていく力)に必要なのは、〇〇の職業に向いているという自己分析ではない。脳科学的見地からみた、聴覚で聞いたほうが物覚えがいいとか、集中力が散漫になりやすい性格などの、自己理解であるという主張。自己分析ではなく自己理解が必要という主張は目新しいのではないだろうか。ただ、自己理解がそもそもできている人間は、就職でも躓かないし、自己理解する資質能力に欠けているからこそ就職ができないし仕事が続かないとツッコミたくなる。 本の最初の部分の若者数人へのインタビュー、大学のキャリアセンターで働く相談員のインタビューが、現実が抱える問題を浮かび上がらせ、そのリアルさと、こんなことが起こっているのかと、引きこまれるものがある。母親がでてきて勤め始めた企業に辞職したいと伝えるなんて想像を絶している。そのあとに続く、小中学校でのキャリア教育の話になると、まるで、何かの報告書から引っ張ってきたような内容で色あせる。本前半でのインタビュー記事が勢いがあるために、余計にその落差を感じてしまう。いや、正確には、小中学校の教育にも問題があるというが、どうも腑に落ちない。本音と建前を子供が使い分けるのは今も昔も同じと思うが?!

Posted byブクログ