AV女優のお仕事場 の商品レビュー

溜池ゴロー【著】

2022/01/29

本の感想（オフィス樋口Books、http://www.books-officehiguchi.com/?p=23004より転載）

AV女優と言えば、不遇な家庭で育ったとか借金返済などマイナスの要因があり、出演しているという後ろめたさを感じているという印象を受ける人がほとんどであるが、意外なことにこのようなマイナスの印象を感じなくなっている。

高学歴で育ちがよい女子大生、定職に就いている看護師・公務員、人妻など生活に困っているわけではない人がAV女優としてデビューしている。副業として始める人が多くなったのか、かなりハードルが低くなっている。

ただし、年間2000人AV女優としてデビューしているが、本業として定着するのはほとんどいない。

この本では、AV業界の裏側やAV女優が日頃から気を付けていることを知ることができる。

内容（「BOOK」データベースより）
年齢、学歴、容姿不問!看護師、女子大生、声優、モデル、公務員、人妻…あらゆる職業の女性が年間2000人デビューする世界。監督歴20年の男が見たAV女優たちの真実とは。

著者について
溜池ゴロー(ためいけ ごろー) 1986年明治大学法学部を卒業。テレビドラマの助監督を経て
30歳でAV監督としてデビュー。
今までになかったドラマの演出方法を取り入れ、脚光を浴びる。
1999年に監督を務めた『義母~まり子34歳~』で
美熟女ブームの火付け役となる。現在までに監督した作品は1000本を超える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
溜池/ゴロー
1986年明治大学法学部を卒業。テレビドラマの助監督を経て30歳でAV監督としてデビュー。今までになかったドラマの演出方法を取り入れ、脚光を浴びる。1999年に監督を務めた『義母~まり子34歳~』で美熟女ブームの火付け役となる。現在までに脚本・監督した作品は1000本を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

2016/12/12

読了。AV監督が自分の子供に向けても考えた仕事の話であった。仕事として真剣にやってる姿を書いたのだろう。難しいなと思う。陰口なんかさんざんあるだろうなと想像する。いろいろな可能性があって良いと単純に言えない。きっちり消化できてる人は世の中にいるのかなと思った。

2015/01/05

あまり印象がない本。。
今は斜陽業界なんだなーと感じる。
脱ぎたい人が見たい人をこえる日が来るとは。ｗｗ

2015/01/06

誠意を感じた。
監督という立場から書かれた本。
監督がきちんと自分の考えや立場を持った方で、書かれ方も優しく、読みやすい。
AVというもの、そのものに対する偏見のような、一歩引いていた自分を少し反省した。
しかしやはり、身近にそのような存在を知らないため、自分の中では、それでも現実味を帯びない。あと、裏付けが弱いかな。読みやすさを重視したからかな。

2013/10/10

女優さんの本だと勘違いしていました。

男性監督の視点で「と思う」「だと思われる」という推測があちこちで見られます。
実際のところどうなのか色々と疑問ですが、あとがきを読むと著者の本書を著した思いが語れていて、その部分はなるほどと納得できました。
読み終わってから監督の動画を視聴してみましたが、なんや、普通のエロ映画やん（女優さんのあざとい喘ぎ声など）とちょっとがっかりしました。
何を期待していたんだろう。

2013/08/16

現状の業界を取り巻く環境や等身大のAV女優についてかかれた一冊。

女優や関係者のプロ意識には頭が下がるし、
今の女優はいわゆる不幸な女ってイメージではなく、割としっかりした考えの方が多いと言うことも、わかりました。

迂闊にも感動して泣いてしまったところもあり、
きっと、作品をみる目が変わるであろう一冊です。

2013/06/23

普通じゃ知れない世界を知りたいと思い読むも、
期待はずれ。

著者の別の作品は独特の切り口とかで、
たのしみ、色々と感じるものもあったけれど、
本著は、うーん？

確かに世間一般の人があまり知らない世界の事情が、
赤裸々に綴られはしているものの、
正直、読後にイマイチ何かが残らなかった。

期待していただけに、ちょいと残念...