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下天を謀る(下) の商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

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  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/05/29

面白いのは間違いないんだけれども、だんだんだらけた。中盤をドライブさせる何かが足りない。素材は間違いなく素晴らしい。

Posted byブクログ

2018/11/15

上巻よりも盛り沢山のできごと。なのに、やや駆け足。 要所はおさえていますので、わくわくしながら読みましたが、もっともっと、高虎と家臣や領民などとの交流もあったらなあ、じっくりと高虎の魅力を堪能できたら、と欲深く思うほどにもっと読みたかったです。

Posted byブクログ

2015/10/01

藤堂高虎主人公の下天を謀る、下巻。 もしかしたら下巻の方が高虎らしい?のかもしれんなとか。 戦国時代の苦労人で秀吉の弟、秀長に使えて その後息子の秀保に使えて、引きこもって自殺しようとしたり 家康についていこうと決めたり。 もちろん関ヶ原もありの大阪冬の陣夏の陣もありの 家康が亡...

藤堂高虎主人公の下天を謀る、下巻。 もしかしたら下巻の方が高虎らしい?のかもしれんなとか。 戦国時代の苦労人で秀吉の弟、秀長に使えて その後息子の秀保に使えて、引きこもって自殺しようとしたり 家康についていこうと決めたり。 もちろん関ヶ原もありの大阪冬の陣夏の陣もありの 家康が亡くなるまで、外様大名ながら徳川家3代に渡り使えてきて よその家の御家騒動も片付けたりとか もう一生涯バタバタ忙しいなぁー 確かに司馬遼太郎作品の中では一生涯世渡り上手な男、高虎!みたいな感じで描かれてることが多いのは確か。 実際にはどうだったのかあれだけど、まぁそれはそれはこれはこれ。 武将でありキレッキレな政治家だったのは確か。 まぁ私個人は高虎よりも清正の方がなんだかんだで好きなのも変わらないけど、これはこれで良い作品かと。

Posted byブクログ

2015/06/16

いまいち、徳川家康に重宝されていた感じがしっくりこず。 確かに命を救われたということも大きいのだろうが・・・ 大阪夏の陣での家中の討死の多さは悲惨。

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2014/10/01

藤堂高虎を通して、関ヶ原や大阪冬の陣、夏の陣を描いた作品。司馬遼太郎だと譜代以上の家康の犬のような印象だったが、こちらの藤堂高虎は私心なく領民のためを思う大名として書かれている。しかもそれは秀吉の弟、秀長の教えを受けたかららしい。いろいろな作家の同時代の小説を読むといろいろな側面...

藤堂高虎を通して、関ヶ原や大阪冬の陣、夏の陣を描いた作品。司馬遼太郎だと譜代以上の家康の犬のような印象だったが、こちらの藤堂高虎は私心なく領民のためを思う大名として書かれている。しかもそれは秀吉の弟、秀長の教えを受けたかららしい。いろいろな作家の同時代の小説を読むといろいろな側面から見れるから面白い。まだまだ歴史小説を読み続けることになりそうだ。

Posted byブクログ

2013/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

藤堂高虎の生涯のうち、 関ヶ原から大坂の陣まで豊臣家の滅亡につきそった巻ともいえる。 高虎と家康の深い絆、豊臣家を滅ぼしたくないという思いが読み取れる。

Posted byブクログ

2013/07/23

藤堂高虎の一生を描いた物語。後半は関ヶ原から、大坂夏の陣までで、家康の最後までを見届けて終わるところで終わる。豊臣秀長の教えを最後まで守り、家康に平和な世を作ることを託し、それを助け徳川政権の安定に尽くすところに彼の一生をかけているところは非常に明快だ。 読みやすくて話が高虎をメ...

藤堂高虎の一生を描いた物語。後半は関ヶ原から、大坂夏の陣までで、家康の最後までを見届けて終わるところで終わる。豊臣秀長の教えを最後まで守り、家康に平和な世を作ることを託し、それを助け徳川政権の安定に尽くすところに彼の一生をかけているところは非常に明快だ。 読みやすくて話が高虎をメインにしているのでちょっと美化しているがまあ、それはそれで有りでしょうね。

Posted byブクログ

2013/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

乱世にあっても、野心・ロマンを抱く男が全てでは無い。 …司馬文学のアンチテーゼでもある。 と、「あとがき」でも触れられていた通り、 才能と素養の全てを、野心より義に費やし、 “下天を謀った”高虎の生涯。 波乱と苦渋に満ちてはいるが、 読了後の後味は何とも爽快である。

Posted byブクログ

2013/06/23

関ヶ原から夏の陣まで。 最近、見直されている藤堂高虎の後半生を扱った小説。 少し美化されすぎの部分もあるが、面白かった。

Posted byブクログ

2013/06/01

あっという間に上下巻を読んでしまいました、新しい歴史感というのでしょうか、新しい戦国時代の歴史の理解したように感じます。一読の価値ありお勧めです

Posted byブクログ