ジブリの教科書(2) の商品レビュー
トランペットの音がする。 窓の外には鳩が舞っている。 やかんは白い湯気を立てている。 ここはどこ? 夢うつつのまま音のするほうへと梯子を登り、 天窓から顔をのぞかせた シータの目に飛びこんでくるのは、 七羽の鳩に取り巻かれた 少年のまばゆいばかりの笑顔だ。 「やあ、気分は...
トランペットの音がする。 窓の外には鳩が舞っている。 やかんは白い湯気を立てている。 ここはどこ? 夢うつつのまま音のするほうへと梯子を登り、 天窓から顔をのぞかせた シータの目に飛びこんでくるのは、 七羽の鳩に取り巻かれた 少年のまばゆいばかりの笑顔だ。 「やあ、気分はどう?」 屈託のない呼びかけと、 少年にじゃれつく鳩たちの羽ばたき。 この瞬間、 彼女は直感したにちがいない。 自分がとても安心なところへ戻ってこられたことを。 「ありがとう、助けてくれて」 12ページの森絵都さんの文章で、心を奪われました。 皆さんのワクワクが伝わってくるようです。
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いろいろ背景が知れて面白かった。 もっと知りたいことは多かった。 そこまでは趣旨ではないようだし割り切って満足。 ただ宮崎駿監督の話はもっと聞きたかったな。
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確かにこれは教科書。面白い文章もあれば、いまいちな箇所もある。個人的には、弟さんの話が良かった。家族から見た駿兄貴への視線は新鮮だった。
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「ナウシカ」をいまだに未見の私。「ラピュタ」はホール上映で観ました。 ジブリ作品の中ではベストワンです。27年もたったのですね。
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一番好きな作品から読みたいと思って、購入。 新旧、書きおろしを含む製作秘話や各ジャンルの方々の作品への思いが、面白かったです。ナビゲートも押し付けがましくない感じが、好印象。 他のジブリ作品と並んで、あまりに有名になりすぎた作品なので、多数の批評や解説などに、振り回されがちになる...
一番好きな作品から読みたいと思って、購入。 新旧、書きおろしを含む製作秘話や各ジャンルの方々の作品への思いが、面白かったです。ナビゲートも押し付けがましくない感じが、好印象。 他のジブリ作品と並んで、あまりに有名になりすぎた作品なので、多数の批評や解説などに、振り回されがちになることがありますが、要は素直に自分が思うように、感じるままに観賞すればいいんだろうな。 この本を読んでの新しい視点や発見もあるので、そのあたりを頭に入れての観賞も楽しそう。 何度目かわからないけど、またラピュタが観たくなってきました。
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大好きなラピュタの裏話が分かるかな?と買ってみた。 結果、知っても知らなくても関係ない。ラピュタが 名作であることには変わりないのだ。
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