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自治体のエネルギー戦略 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/09/30

サブナショナルレベルの行政担当者としての政策形成過程について、実務的な事項が書かれていた貴重な内容だった。自治体職員は必携で何度か振り返りたい。

Posted byブクログ

2021/08/08

過去15年間、東京都の環境行政に携わってきた経験のある著者が、国策に先駆けて自治体がエネルギー政策を打った事例として、アメリカの事例と東京都の事例を紹介している。 東京都の環境確保条例の導入経緯を知るには、非常にわかりやすいと思った。 制度導入に至るこれまでの実績に敬意を表するが...

過去15年間、東京都の環境行政に携わってきた経験のある著者が、国策に先駆けて自治体がエネルギー政策を打った事例として、アメリカの事例と東京都の事例を紹介している。 東京都の環境確保条例の導入経緯を知るには、非常にわかりやすいと思った。 制度導入に至るこれまでの実績に敬意を表するが、今の制度もいまだ完全なものではないと思われるので、さらに良いものとなるように、継続的に努力を続けてほしい。

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2013/10/26

アメリカの諸都市と東京都のエネルギー政策(どちらかというと地球温暖化対策)の事例を分析。成功要因として、政策アントレプレナーの存在が指摘されていたのが興味深かった。

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2013/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

気候変動問題が絡まったエネルギー問題の解決のヒント。それは国レベルではなく地方自治体によるリーダーシップにある。都庁の政策担当者がアメリカ、日本における例を交えながら語ってくれてわかりやすかった。

Posted byブクログ

2013/10/02

自民党が政権を奪回してから、エネルギー問題の熱気はトーンダウンしているが、分散型電源の普及に地方自治体が果たす役割は変わらず重要であると思う。 ただ、自治体は決して先頭に立つべきではなく、民間企業と住民が主役となる政策支援に注力する立ち位置を理解していれば、分散型電源の着実な普及...

自民党が政権を奪回してから、エネルギー問題の熱気はトーンダウンしているが、分散型電源の普及に地方自治体が果たす役割は変わらず重要であると思う。 ただ、自治体は決して先頭に立つべきではなく、民間企業と住民が主役となる政策支援に注力する立ち位置を理解していれば、分散型電源の着実な普及と温暖化問題解決の一助になるだろう。 って、拙文で七年前にレポートしたのと同じです。

Posted byブクログ

2013/06/21

東京都が取り組む「気候変動対策」が、これほどまでに先駆的だったとは思いませんでした。 日本全体として遅々として進まない環境対策・・・・と思っていたので、自治体が率先してこれほどのことができるのであれば、大阪、名古屋も続いて、地球的視野で行政に取り組むべきでしょう。 もちろく、国と...

東京都が取り組む「気候変動対策」が、これほどまでに先駆的だったとは思いませんでした。 日本全体として遅々として進まない環境対策・・・・と思っていたので、自治体が率先してこれほどのことができるのであれば、大阪、名古屋も続いて、地球的視野で行政に取り組むべきでしょう。 もちろく、国としても・・・・・。

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2013/06/10

東京都が、いかにして国の壁を打破して排出権取引制度を創設したか、という本。 大学院のゼミで、環境関連の書籍を読む機会があったので、そのことを思い出した。近くにこのような先駆的な事案があったことも、新たな驚きであった。 ただ、難点を挙げるとしたら、一つには玄人向きの本であること...

東京都が、いかにして国の壁を打破して排出権取引制度を創設したか、という本。 大学院のゼミで、環境関連の書籍を読む機会があったので、そのことを思い出した。近くにこのような先駆的な事案があったことも、新たな驚きであった。 ただ、難点を挙げるとしたら、一つには玄人向きの本であること。環境政策の用語が多用されていて、馴染みのない読者にとっては読みづらいかもしれない。いま一つは、東京都の取り組みや環境政策の全体像や流れが把握しづらいことである。このことは、簡便な図表を使えば克服できると思った。 難点もあるが、国の壁に阻まれて政策実現が難しかったが、その壁を乗り越えて実現したという事例の紹介であるので、閉塞感に苛まれている自治体職員にもオススメである。

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