パターンを活用した図解の技術 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
筆者は40冊近く「図解」を活用した本、「図解」自体の本を出版している猛者である。本書の書き出しで「どれも似たような内容」、他書との違い=何を伝えるのか(メッセージ)を明確にして描くためのコツとしている。 同じ内容でもメッセージを何に置くかで図解のカタチが大きく変わるということを事例で説明していくというスタイルである。 手描き部分があるのだが、この内容ならドロー系のソフトで全部作っても良かったのではと思う。
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原因→結果、の関係や、→部分に第三者の影響があるときの表し方、順序だてや包合関係、割合を訴えるとき、それぞれ適当なパターンなどをおさらいするのに適しています。 ただ、「魅せる」の事例に、棒グラフの下の部分を切り取って差を強調したり、折れ線グラフの一部を切り取ってしまうなど、統計...
原因→結果、の関係や、→部分に第三者の影響があるときの表し方、順序だてや包合関係、割合を訴えるとき、それぞれ適当なパターンなどをおさらいするのに適しています。 ただ、「魅せる」の事例に、棒グラフの下の部分を切り取って差を強調したり、折れ線グラフの一部を切り取ってしまうなど、統計的にはやってはいけない事例があるので、真似しないように注意すべきです。 「魅せる」と「インチキ」や「データの捏造」は隣り合わせで存在します。最近は、図解にも禁じ手があることを理解しながら資料作成しなければならないでしょう。
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