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重大事件未解決ミステリー の商品レビュー

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2018/02/25
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日本の警察が如何に無能で腐っているかということがわかった。特に遡るほどに(遺族が訴え続けて多少改善されているという印象)。 平成24年に起きたPC遠隔操作事件では3人の誤認逮捕者が出て、しかも2人は、やってもいない罪を認めてしまったとのこと。 これは警察が他でも強引な取り調べで容疑者を「作り上げている」という証拠に他ならない。自分が誤認逮捕されたときに備えていろいろと勉強しておく必要があると感じた。 また、平成16年の四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件も後味の悪いものだった。ATMコーナーに並んでいた当時68歳の男性が近くにいた女性から「泥棒!」と叫ばれ、ほかの買い物客たちに取り押さえられ、さらに警官2名から20分制圧されていたことにより心肺停止状態となり死亡したもの。後に防犯カメラの映像から、財布を奪おうとしたのは女性のほうだったことが明らかになるも、警察が制圧のせいで男性が死亡したと認めたのは平成23年のことだった。「男性を泥棒呼ばわりした女性客」はポスター3000枚を張り出されたものの見つかることはなかった。 平成21年の大阪西成女医不審死事件では川でみつかった遺体に首をしめられたあとがあり、他にも様々な不審な点があるにも関わらず、警察は自殺と断定。遺族が訴え続け要約平成24年に殺人・死体遺棄事件として再捜査となった。 まだまだ冤罪事件や、殺人なのに自殺と片付けられている事件は多いのだろうという印象。

Posted byブクログ