1,800円以上の注文で送料無料

開戦前夜 の商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/11/01

ほぼ10年前の本だけど、今になって氏の安倍総理評価がわかる。亡くなった人にムチは打てないけど、本当に保守だったのか、評価できる時期だし、漫画も含めてるからすごくわかりやすい(やや主張に基づいた見方による描写だけど)

Posted byブクログ

2017/09/23

「人は信じたい情報しか信じない」で戦後ブラジルを例に挙げるのはどうかな?これは洗脳でしょ。わかって書いているとしか思えませんが・・・

Posted byブクログ

2015/01/27

この本のテーマである、尖閣・反原発・反アベノミクス・慰安婦問題・女系天皇・・・これらについては、著者の考えに多くの同調を感じる。まぁそれはどうでもよい。この本で最も面白いのはブラジル日系人「勝組」の話だ。ブラジル日系人の8~9割が、第二次大戦で日本が勝ったと信じる「勝組」であった...

この本のテーマである、尖閣・反原発・反アベノミクス・慰安婦問題・女系天皇・・・これらについては、著者の考えに多くの同調を感じる。まぁそれはどうでもよい。この本で最も面白いのはブラジル日系人「勝組」の話だ。ブラジル日系人の8~9割が、第二次大戦で日本が勝ったと信じる「勝組」であった。しかも戦後20年以上経っても、それを信じていた人たちも多かった。全く信じられないことであるが、今でもエセ情報に踊らされている我々を顧みれば納得も出来る。著者はあとがきでこう記す。日本の自称保守が左翼に過ぎないことを何時になったら気付くのであろうか。富裕層のみが恩恵を受けるバブルに浮かれる国民になるべく早く天誅が下ることを、わしは期待している。破滅の中からしか希望は生まれない。イラク戦争の大儀の不在・反小泉改革・脱原発・反TPP・反アベノミクスを訴えてきたが、すべてダメだった。(全て日本国民の少数意見だ)ついに失望に慣れてしまった、と。私も来週末の参院選に何の希望も持っていない。未来は無いのだろうか。しかし最後のこの言葉に救われた。「わしは益々意欲的である。」

Posted byブクログ

2013/09/29

小林よしのり氏については、正直あまり真剣に対峙したことはなかったのだが、ネトウヨ、自称保守、安倍晋三、脱原発、TPP等の分析は、理屈が通っていて、説得力もある点が多かった。以前見た動画の討論番組で、慰安婦発言でいただけない部分もあったのだが、今後も注視してみたい。

Posted byブクログ

2013/05/18

ブラジルの日経移民の話は衝撃的だった。ただ、これほど情報が氾濫している今でも自分の信じたくない情報には耳をふさいでしまう人はたくさんいるし、自分への自戒としたい。

Posted byブクログ

2013/05/16

帯表 どうせ勝つ、絶対勝てる-。 (と、人は自分が信じたいことしか、信じない) 帯裏 嗚呼なぜ、こんなことに!? いま日本と中国はギリギリのところにある。強烈な反日教育で育った最高指導者・習金平は今年、尖閣諸島まで12分で到達する戦闘機を基地に多数配備した。中国は、戦争をやりたく...

帯表 どうせ勝つ、絶対勝てる-。 (と、人は自分が信じたいことしか、信じない) 帯裏 嗚呼なぜ、こんなことに!? いま日本と中国はギリギリのところにある。強烈な反日教育で育った最高指導者・習金平は今年、尖閣諸島まで12分で到達する戦闘機を基地に多数配備した。中国は、戦争をやりたくて、うずうずしている。経済を中国に頼り切っているアメリカは、もはや日本の戦争の頼りにはならない。アメリカになんの国益もないからだ。失うもののない中国。戦争を仕掛けられたが最後、失うだけの日本。均衡はすでに壊れている。ともにナショナリズムを弄んだ日中の政治家に、回避の道は見つけられるのか?これが、いまそこにある第2次日中戦争のシナリオだ!

Posted byブクログ

2013/05/08

【含蓄】相変わらずの痛快系。阿部首相の公約なし崩しについて個別に、かつ体系的に掘り下げている点が独自性が高く興味深い。

Posted byブクログ

2013/05/05

読み終わって、絶望と希望、諦めと試行錯誤、とにかく、これからの日本人に突きつけられるであろう、あまりにも厳しい現実を認識させられる傑作。日中戦争やTPP、皇室問題や原発再稼動議論など、どうしてこれらのことから目を逸らしてこれからの100年を日本人が生き抜けるのか、何の問題提起もな...

読み終わって、絶望と希望、諦めと試行錯誤、とにかく、これからの日本人に突きつけられるであろう、あまりにも厳しい現実を認識させられる傑作。日中戦争やTPP、皇室問題や原発再稼動議論など、どうしてこれらのことから目を逸らしてこれからの100年を日本人が生き抜けるのか、何の問題提起もない中で、非常に失礼な言い方ながら、1漫画家の視点で、真正面からこれらの問題に向き合っている。 たぶん、小林よしのり氏の言うように、日本人は地獄を見ることになるのだろう。何のビジョンもポリシーも持たず、それを真剣に考えず、惰性に身を任せたがために。 そのような流れに逆らい、せめて自分の近親者は守れるように備え、次世代に希望をつなげられるのは、この本を読んだ1人1人に課せられた大きな課題であり、また、希望でもあると感じた。 新しい産業構造や経済的価値観・日本文化や日本人の感覚・国柄・世界に貢献するために日本はどのような価値観を築き上げるべきか・・・非常に難しい問題だし、簡単に結論など出ないけど、現状維持で、米中の絶望的な価値観に身をゆだねるよりはよほど前向きな話だと思う。

Posted byブクログ

2013/05/03

ちょっと今までのゴー宣と違い、建設的な批判ではなく、単なる悪辣罵倒の類が多いように感じた。 ネトウヨ批判もぽち保守批判も、それはそれで趣旨としては賛成できるのだが、「で、それで?」、の部分がない。 安全保障の面で米国に頼らないというのは、どう考えでも非現実的。自ら国を守る気持...

ちょっと今までのゴー宣と違い、建設的な批判ではなく、単なる悪辣罵倒の類が多いように感じた。 ネトウヨ批判もぽち保守批判も、それはそれで趣旨としては賛成できるのだが、「で、それで?」、の部分がない。 安全保障の面で米国に頼らないというのは、どう考えでも非現実的。自ら国を守る気持ちを忘れて、何でも米国に頼ればよいという考えは駄目だと思うが、しかし現状の米国との同盟関係を維持し、良好な関係を気付くというのが間違った選択肢だと思えない。 またTPPについても、全ての規制撤廃は間違いだと思うが、しかしTPPになったらそれで日本の文化が失われてしまうのか?米国が如何に自国に都合のよいルールを押し付けたとしても、それにより米国の文化に日本が席巻されてしまうのか?そんなものがそもそも日本の文化なのか? マクドナルドやコカコーラだって、確かに日本に浸透したが、それで日本食が失われたわけでもないし、今後も失われないだろう。TPPを結んで、仮に米国の食品が極めて安く日本に入ってきたとしても、易いからという理由だけで、米国製の食べ物を選択する人間はいない。 どんなに米国の文化が流入してきても、それに日本独自のアレンジを施してしまう。そういったものが日本の文化だろう。その根源の部分を失わせてしまうものは、本当にTPPのようなグローバリゼーションなのだろうか?肌の色の違い、土地ごとの気候の違い、地点間の距離、等を失わせる科学技術が生み出されれば、それは著者のいうパトリを失わせるものになる気がするが、グローバリゼーションがそれと同等であるとはとても思えない。 よしりんには、もっと保守として責任のある主張をしてほしい。安倍総理の揚足取りをするのではなく、少子高齢化社会というどうしようもない現実の下で、本書の最後の方に書かれていた老人の貧困問題をどう解決し、また対中国の安全保障をどう実現していくのか。こういったことを論じて欲しい。 鎖国してパトリを涵養するのは責任のある主張とは到底思えない。

Posted byブクログ

2014/05/31

あらためて漫画の表現力を見直した。 それにしても、あとがき「希望の見つけ方」は沁みる良い文だと思う。

Posted byブクログ