美都で恋めぐり の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「狐さんシリーズ」から、こちらの作品も気になり読んだ。 登場人物のうち、狐さんシリーズの2巻でチラッとでできた"サカイ"がいて、なんだか嬉しかった。 今回は見事なハッピーエンドだったが、相変わらず北さんの作品は、人それぞれにそれぞれのストーリーがあることを実感させてくれる。加えて、狐さんやサカイなど、口達者で博識な男性を描くのがお上手。会話文が楽しい。姫さんや黒衣の博識っぷりも良かった。 そして、やはり古都を舞台にした行事の描写は素晴らしく、今回は「おん祭」が挙げられていたが、死ぬまでに一度はこの身を持って体験してみたいと思わざるを得ない。
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大阪の大学に入ることで遠恋になり失恋した友恵が、三十代前半の従叔父の黒衣、五十代半ばの大学教授の殿下、無愛想な女装大学生サカイと仲良くなり、休日に京都、大阪、奈良を巡る。一人称吾やお嬢様な姫等自然体な中に紛れたキャラクター染みた存在が若干落ち着かない。クイズを挟みながらの然り気無...
大阪の大学に入ることで遠恋になり失恋した友恵が、三十代前半の従叔父の黒衣、五十代半ばの大学教授の殿下、無愛想な女装大学生サカイと仲良くなり、休日に京都、大阪、奈良を巡る。一人称吾やお嬢様な姫等自然体な中に紛れたキャラクター染みた存在が若干落ち着かない。クイズを挟みながらの然り気無い恋の成就が温かい。
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彼氏と同じ大学を目指しながらも、受験に失敗し、従叔父のいる大阪の大学に入ることになった友恵。挨拶へ赴くと、従叔父は「黒衣」と呼ばれ、大学教授の「殿下」、女装の大学生「サカイ」と、たこ焼きパーティをしていた。その3人らと大阪ミナミ、京都・東寺の弘法市などを巡った友恵は、美男子で頭脳...
彼氏と同じ大学を目指しながらも、受験に失敗し、従叔父のいる大阪の大学に入ることになった友恵。挨拶へ赴くと、従叔父は「黒衣」と呼ばれ、大学教授の「殿下」、女装の大学生「サカイ」と、たこ焼きパーティをしていた。その3人らと大阪ミナミ、京都・東寺の弘法市などを巡った友恵は、美男子で頭脳明晰だが、やけに無愛想なサカイのことが気になっていく…。
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遠距離恋愛をしていた女の子と ある理由で女装している美少年が 次第に惹かれあっていくお話。 話の内容として 後味のイイお話だった。
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好きになっていく過程とか良かったな。でもカラオケ店での鉢合わせとか、ちょっと強引でした。登場人物も魅力的なキャラが沢山登場して面白かったです。
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狐さんがチラッと出てきたけどちゃんと言葉にしてくれるサカイの方がいいな。 ラスト微笑ましくてにっこり。
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(2015/1/8読了) 「恋都の狐さん」「狐さんの恋結び」繋がりだと思って借りたけど、舞台は大阪で登場じんも全く違いました。。。でも、終盤に狐さんが少しだけ、意味もなく登場してます。 シリーズではなかったけど、コレはコレでそこそこ楽しめました。学生さんなら、リアルに恋愛にドキド...
(2015/1/8読了) 「恋都の狐さん」「狐さんの恋結び」繋がりだと思って借りたけど、舞台は大阪で登場じんも全く違いました。。。でも、終盤に狐さんが少しだけ、意味もなく登場してます。 シリーズではなかったけど、コレはコレでそこそこ楽しめました。学生さんなら、リアルに恋愛にドキドキするかも。 善悪がとてもわかりやすく、読みやすいのです。突然数学っぽいクイズを度々登場させたりして、波をつけたかったのかなぁなんて思ったりもしました。 大層なことを言ってしまうけど、まだまだ発展途中の作家さんのような気がします。 (内容) 彼氏と同じ大学を目指しながらも、受験に失敗し、従叔父のいる大阪の大学に入ることになった友恵。挨拶へ赴くと、従叔父は「黒衣」と呼ばれ、大学教授の「殿下」、女装の大学生「サカイ」と、たこ焼きパーティをしていた。その3人らと大阪ミナミ、京都・東寺の弘法市などを巡った友恵は、美男子で頭脳明晰だが、やけに無愛想なサカイのことが気になっていく…。
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狐さんシリーズが良かったので、大阪が舞台だしと期待したのだけど‥。サカイがカツラを被っていた理由が拍子抜け。べつにカツラをかぶらせる必要はなく普通に取っ付きにくいけど実は優しいみたいなノリの男の子でも充分楽しめたのではないか。 まー、大阪が舞台だったので良いとしよう
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内気で晩熟のリケジョ(主人公)と、 ツンデレで不器用なリケダンによる、 学園ラブコメ、となりますると…、 東の喜多喜久さん、西の北夏輝さん、 といぅことに、なるんでそぅか…?? (手前勝手な分類ですけど…) このお二方は、 年齢も、性別も、職業も、居住地も、 対極にありまひて...
内気で晩熟のリケジョ(主人公)と、 ツンデレで不器用なリケダンによる、 学園ラブコメ、となりますると…、 東の喜多喜久さん、西の北夏輝さん、 といぅことに、なるんでそぅか…?? (手前勝手な分類ですけど…) このお二方は、 年齢も、性別も、職業も、居住地も、 対極にありまひて…、 作風も…、喜多さんの作品は、 学園ラブコメにライトミステリーを 添加した学園ラブミステリーだすが、 北さんによる本作品は、 各キャラクターに特異性を持たせた、 ふつぅの学園ラブコメとなりまふね。 でも…、主人公の心情を表す、 ジレジレキュートなト書きは、 女性作家さんならでは、好感でひた。 作中では、大阪、京都、奈良を、 各エピソードの舞台としていまふが、 ちょっと、欲張りスギちゃんかも…。 舞台を、学園内や学園生活に 絞り込んだ方が、よりよかったかも。 各都市の魅力は、伝わりまひたけど。 あと…、 主人公の地元の元カレは、どぅかな? 主人公のピュアさがブレちゃぅかも。 ゆるカワ感と関西ノリ満載の、 ふつぅの学園ラブコメでひたが、 ボクは、こんな感じ、好きですよ。
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