カステラ、カステラ! の商品レビュー
ちょい、難しい。 カステラの甘い香りがしてきそうな内容に導かれ、最後まで読み終えた感じ。 ポルトガルの海の民からペリー来航、そして、カステラ職人の工夫などと、多角的にカステラを掘り下げる壮大なスケール。 へー、松翁軒さんが協力なんだー。福砂屋さんじゃないんだー。 と、小さな驚き...
ちょい、難しい。 カステラの甘い香りがしてきそうな内容に導かれ、最後まで読み終えた感じ。 ポルトガルの海の民からペリー来航、そして、カステラ職人の工夫などと、多角的にカステラを掘り下げる壮大なスケール。 へー、松翁軒さんが協力なんだー。福砂屋さんじゃないんだー。 と、小さな驚きも。
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よく行く調剤薬局は壁一面に本や絵本が飾るように置かれていて、これもその中の一冊。 美味しいカステラのファンタジーかと思いきや カステラと宣教師や昔の長崎のお菓子屋さんの努力など、歴史的な真面目な一冊でした。 絵がとても素敵。 私はカステラ、福砂屋のが一等好きです。 銀装もあっ...
よく行く調剤薬局は壁一面に本や絵本が飾るように置かれていて、これもその中の一冊。 美味しいカステラのファンタジーかと思いきや カステラと宣教師や昔の長崎のお菓子屋さんの努力など、歴史的な真面目な一冊でした。 絵がとても素敵。 私はカステラ、福砂屋のが一等好きです。 銀装もあっさりしてまた好き。 カステラの黄色って豊かさの象徴だったのじゃないかしら。 ちなみに半熟カステラ、あれはカステラと認めない。マーラカオ、あれはあれでよし。
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絵を描かれた斎藤芽生さんの『徒花図鑑』を拝見して、絵本の絵も描かれていることを知って手に取った絵本 カステラについてほんとに詳しく描かれていて、斎藤芽生さんの原色のエキゾチックな絵がとてもよく合っていて素敵な絵本。 500年も昔から、自分たちを「海の民」と呼んだポルトガル人が、いくつもの大洋を超えて日本の九州の平戸、長崎に辿り着いた 同じ頃、中国人、マレー人、タイ人、インドネシア人も九州にいた。 その頃のポルトガル人の服装や今までに日本にない施設を作ったこと、 そして、パン・デ・ロー(カステラ) カステラの材料であるその頃まで日本人がバチがあたると食べることのなかった卵(獣や鳥の肉も)の話し オーヴンがなかったころ、はじめて長崎でカステラを焼いたお菓子屋さんのようす そこから「カステラなべ」の発明 今でも長崎の古くからあるカステラ屋さんの片すみに「引き釜」と呼ばれて残っている 最後に現代の長崎のカステラ屋さんの受け継がれてきたカステラの作り方の記載もあり
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カステラの由来を描いた絵本。 絵がきれいだし、大人が読んでも面白いです。 読むとカステラが食べたくなります(笑)
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絵がきれいだよー(涙)。 どのページを開いてもこれは画集! カステラの伝来を説明する趣旨の絵本なんだけど、大人がうっとり眺めてしまうよ~!! 一応「小学生太鼓判」に入れたけど、カステラの甘味を思い出しながら、絵にどっぷり。
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カステラの歴史を追った絵本。ポルトガルのパン・デ・ローが、現在の日本のカステラになるまで。日本に伝わった当時はオーブンの技術がなかったなど、大事な指摘も。時代がかった絵が、カステラの歴史とマッチしてる。著者の明坂英二さんは『かすてら 加寿底良』(講談社)の著者。
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こういう異国情緒を感じる絵はすごく好み。 ポルトガルから伝わった『パン・デ・ロー』というお菓子が、日本でカステラと呼ばれるまでの歴史がよく分かる。 オーブンがない時代に菓子職人たちが苦労して作り上げたからこそ、今のカステラがあるんだなぁ。
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むかしむかし、長崎にやってきたポルトガル人がもってきた「パン・デ・ロー」というお菓子が、日本でなぜか「カステラ」という名前をもらって、広まっていった。日本にオーブンがない時代、菓子職人たちは苦労しながら工夫して、おいしいカステラを作り上げたんだ。 身近なお菓子のふか~い歴史が楽し...
むかしむかし、長崎にやってきたポルトガル人がもってきた「パン・デ・ロー」というお菓子が、日本でなぜか「カステラ」という名前をもらって、広まっていった。日本にオーブンがない時代、菓子職人たちは苦労しながら工夫して、おいしいカステラを作り上げたんだ。 身近なお菓子のふか~い歴史が楽しくわかる本。
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